2024年4月の月別アーカイブ
徒然なるままに

安倍元首相の「付録」の終焉

東京15区で立候補していた日本保守党候補が善戦したとはいえ惨敗した。党首は第2次安倍政権の立役者というか、便乗して名前を売った作家の百田尚樹。さらに事務総長をつとめるのも安倍元首相の威光にしがみついてきた女性だが、問題は彼らがデマをなんと ...

ジャーナリストの最大使命

昨日付の朝日新聞夕刊にジャーナリストの野中章弘さんの大きな記事が出ていた。アジアプレスインターナショナル代表として、日本のフリーランスのビデオジャーナリストの道を切り拓いてきた人である。すでに退職しているようだが、近年は早稲田大学 ...

綱領に刻まれた真実の歴史

私が4年前の2020年4月に上梓した『ガラパゴス政党 日本共産党の100年』の巻末には、資料集として必要最低限の日本共産党の綱領を収録している。本当は全文(綱領のすべての文章)を収録したかったのだが、ページ数の関係で一部は削除しながらの作 ...

権力は人間を狂わせる

東京狛江市といえば、長らく共産党員市長が続いた自治体として知られていた。そのため地元警察との折り合いが悪く、防災訓練に自衛隊を呼ばないといった悪弊が続いていた。その後、保守系の市政に変わり、仕事で2度ほど新たな市長を取材する機会があった。 ...

本当に必要な「知性」の種類

本日付日経コラムがすでに退任した2人の学者出身の県知事の実績比べを行っていた。一人は県民から人気があったという静岡県知事だが、残した実績としてはリニア新幹線開業の「延期」くらいしかなかったと書く。一方、熊本県知事は県内に台湾の半導体会社の ...

公明党の世代考

本日付東京新聞のコラム「視点 私はこう見る」は同紙の政治部記者が戦闘機輸出解禁について「将来に禍根」の見出しで書いていた。その記事によると「防衛省を担当して2年半になるが、紙面で安保政策の『大転換』と何度書いたかわからない」という。さらに ...