昨日午前、東村山市で朝木直子らの団体が主催するシンポジウムが東村山市の駅前施設を使って開催された。すでにこの問題は多くの裁判でも決着済みであり、最近の長井秀和裁判でも同じ結果(他殺説の否定)となっている。それなのになぜこのシンポジウムが開催されたかといえば、この日が池田名誉会長の三回忌にあたり敢えてこの日を選んで日程設定されたことが明白であること、さらに長井裁判の地裁・高裁の連続敗訴でさらに行き詰まった東村山デマ・グループ(乙骨・長井・朝木・子安ら)が窮地に陥り、もはや虚名のインフルエンサー(門田隆将)にすがるくらいしか道が残されていない現実を示していた。門田隆将こと門脇護といえば、事件当時の1995年、週刊新潮のデスクとしてこのデマ報道の初報記事を書いた人物であり、それにより新潮社は教団側から名誉毀損で訴えられ200万円の損害賠償を命じられた張本人だ(賠償額は翌週のもう一本の記事と合わせ2記事分)。そんな“使い古し”の人物に、いまや頼るしかないのがデマ・グループの実態である。
私はこのシンポジウムのお知らせを朝木直子のX発信で最初に見た記憶だが、そこには「ご興味ある方は是非いらして下さい」とあったので、「それではお言葉に甘えて取材させて頂きましょう」とXで引用ポストしたのが2日前の朝。その間、朝木側からは何の返信もなかった。「来ないでください」との告知もなかったので、実際に現地に足を運んだ。受付の記入欄に名前を記載すると、いきなり「柳原さんですか」と言われ、出て来たのが朝木直子と子安じゅん(いずれも市議)の2人で、朝木はニンマリとした表情を浮かべ、向こうに消えていった。対応したのは子安である。入場を拒否する旨をいきなり伝え、その理由を尋ねると、「同じ空間に居合わせたくない」のだという。「だれが」と聞くと、「朝木直子」ということだった。私は彼女本人がすべての市民に参加を呼びかけていること、さらに私が引用ポストしたことで彼女にも私が来る旨は伝わっていること(伝わっていたからこそ、私一人を排除するための体制が事前にきちんとできていた)、市議会議長の対応として公正さに欠けることなどを指摘した。市議会議長が市の施設を使い、市民全員に参加を呼びかけておきながら、気に入らない人間については一人だけ排除する。こんなやり方が東村山市議会では通用するのだというのが、私の率直な感想だ。
付言すると、私は朝木直子が理事長をつとめる法人が運営する「りんごっこ保育園」の問題について取材中だった。朝木直子本人の無責任な言動で、泣き寝入りしている被害者がいることを知っている。私はその事実を9月初旬、朝木本人にメールで問い合わせた事実がある。その件で一旦メール返信があったので、彼女は私のメールアドレスも知っているわけだ。だから個人的に「出席は控えてください」と事前に伝えることも可能だったが、そのような行動はなかった。法人理事長の朝木直子は自らのさまざまな不始末について、私が会場でコメントを求める事態となり、自分が窮地に立たされかねないとでも心配したのだろうか。子安とのやりとりのなかで、私は会場の一番隅のほうに座ってシンポジウムを聞いているだけだと説明したが、排除の論理は撤回されなかった。皆さま、こんな人物が東村山市議会議長として存在することを、よく認識してください。
