2024年10月の月別アーカイブ
徒然なるままに

獣性化する世界

このコラムでしばしば言及することだが、人間には感謝や思いやりといったプラスの側面を持つと同時に、時に他者を憎悪し毛嫌いしてやまない負の側面を併せ持つ生き物だ。前者を「人間的行動」、後者を「野獣的行動」と定義すれば、現在の世界では後者の側面 ...

日本共産党との法的紛争解決から20年

実は昨日は私にとっては記念日の一つだった。日本共産党を批判する書籍『拉致被害者と日本人妻を返せ』という書籍を2002年にペンネームで書いて同党から名誉毀損および著作権侵害で訴えられた裁判で、20年前の10月29日、原告の日本共産党との間で ...

公明党の得票率が最も高かった「九州・沖縄」

国政選挙が行われた翌々日の政党機関紙は何かと参考になる。各県別、ブロック別の政党別の得票数や得票率の一覧が掲載されるからだ。本日付「公明新聞」にもそうした表が掲載されているが、一方の「しんぶん赤旗」の場合は前回選挙の数値も併記されるのでな ...

公明党敗北の要因

公明党の比例票が600万を割ったようだ。前回より100万以上も減らした計算になる。世間やメディアではよく支援団体である創価学会の高齢化を指摘する声が目立つが、それは大きな要因の一つではあっても本質的な問題ではない。より重要な課題は教団の弱 ...

激動の世界へ

日本政治も世界政治も激動の予感を思わせる。本日、日本では総選挙の投開票日だ。下馬評では自公が過半数を割る可能性を指摘するものが多いが、投票率が下がれば「逆風少なめ」(本日付産経)と報じる内容もある。日本政治にしろ、世界政治にしろ、大きな課 ...

最終盤2日目

「3日攻防」の2日目に突入する。デジタル化社会ということもあって世間では多くの選挙予測が飛び交うが、その予測が実際の結果と大きく食い違う事態はしばしば見受けられる。その意味で選挙は常に「生き物」だ。最後の最後まで戦いを止めず果敢に攻め切っ ...