カテゴリー ‘人権’ のアーカイブ
徒然なるままに

「平和」と「人権」の関係

「平和」と「人権」が密接不可分の関係にあると考えるのは特に奇抜な考え方ではないと思う。私の認識では日本に「平和の党」を自称する政党が幾つか存在するが、両方をきちんと主張しているかどうかはそのバロメーターとなる。一人ひとりの人権を尊重した社 ...

社会党政権が残したもの

私が社会新報に在籍した1993年11月から96年12月にかけては政治の激変期だった。すでに細川連立政権時代に入っており、その後、連立与党からの離脱、自民党と組んだ社会党首班内閣の樹立、自民党政権へと目まぐるしく移り変わったからだ。それでも ...

公明党は人道政策の再構築を

本日付朝日の「私の視点」で在日コリアン3世の男性が共生社会に向けた前向きな提言を行っていた。そこでは「多文化共生社会推進法(仮称)」という名称を掲げていたが、在日外国人との共生社会を形成する上で「基本法」の制定は第一番目に必要だ。さらに公 ...

日本人の閉鎖的精神性

現在、日本の外国人比率は全体のわずか3%にすぎない。諸外国では2ケタが普通なのでそれに比べればとても低い。にもかかわらず、今回の選挙で外国人政策(正確には外国人ヘイト政策)が争点となるのは、日本の島国根性気質を背景にしている。要するに、こ ...

「不法滞在者ゼロプラン」はエビデンスゼロ

自民党新藤義孝衆議院議員の地元・川口市で起きているある外国人をめぐる多くの報道は、地元の一部住民と外国人の軋轢を背景にしている。地元で外国人と融和関係をつくろうといったんは努力した地元自民党市議が、途中でその努力を放棄し、一転、外国人ヘイ ...

公明党の現場第一主義について

草創期の公明党は現場を重んじて、真っ先に前線にかけつけ、綿密な調査を行い、その事実認識のもとに人間主義の政策を組み上げるという美風があった。だがいまはどうか。一つ大きく疑問を感じるのは、やはり埼玉県川口市・蕨市の問題として注目されているク ...