カテゴリー ‘人権’ のアーカイブ
徒然なるままに

日本最大のマイノリティ

本日7月25日は日本で女性差別撤廃条約が発効した記念日という。1985年のことだったので39年前の出来事だ。わずか80年前にこの国では女性に選挙権もなく、法的には男性の従属物にすぎなかった。戦後、法的には平等となっても、いまも多くの不平等 ...

外国籍住民への選挙権付与の問題

新党平和(当時の衆院公明党)と民主党が共同で永住外国人地方参政権付与法案を国会提出したのは1998年秋。以来、四半世紀以上がすぎた。この問題は法制審議会の答申以来28年間放置されたままの選択的夫婦別姓問題と似た面を有する。今後も日本社会に ...

公明が自民に呼びかける人権法案

本日付の公明新聞でも1面で取り上げられていたが、一般紙でも踏み込んだ記事があったので取り上げる。本日付産経は公明党のプロジェクトチーム(谷合正明座長)が性同一性障害特例法の見直しについて議論し、7月中旬までに法改正にむけた党の見解をまとめ ...

日本社会の最大のマイノリティ

朝ドラの「虎に翼」が好評だ。特に女性の中に自身の体験の上から強い共感をもつ人がいるようだ。女性にまだ参政権すらなかった戦前の時代に、初の女性弁護士となる女性を主人公とした物語だが、俳優陣の好演ぶりと脚本の秀逸さが評判の原因ではないかと個人 ...

出る杭を打った共同通信

上川外相発言事件が波紋を呼んでいる。もともとの報道は共同通信が発信したものだが、明らかに外相の真意とは別の形で言葉尻を取り出し、問題化しようと努めた形跡が明らかだ。冷静な人は報道を見て、語った本人の真意がどこにあるのかある程度わかるまで正 ...

永住外国人に差別的対応をとる与党立法

今国会で審議中の入管難民法改正案で、永住者の資格をもつ外国人が税や社会保険料の納付を意図的に怠った場合、永住資格を取り消すことを可能にする内容が人道上、問題ありとする指摘が相次いでいる。現実の統計で永住外国人の滞納が多いという立法原因とな ...