『実録・白鳥事件』について

本書で扱うのは1952年日本がGHQから独立する年に起きた札幌市における警部射殺事件ですが、1冊にまとめた「意味」があったと思います。結論的にいえば、日本共産党の組織的犯行であり、「革命政党」であるがゆえに犯した過ちでしたが、問題は同党が ...

予断と修正

しばしば「白紙で取材する」などの言葉が聞かれることがある。だが逆に「取材に際して予断を持て」と力説していたのは私が若いころ接触した在りし日の元祖ルポライター竹中労(1928-1991)である。ただしそれは取材によって修正されることが前提と ...

門脇護と乙骨正生

2人に共通するのは複数の陰謀論にそろって踊った過去の事実だろう。端的にいえば東村山女性市議転落死事件(1995年)と信平狂言事件(1996年)である。前者は教団が犯人であるかのような陰謀論が吹聴され、踊った週刊誌は軒並み例外なく敗訴の山を ...

東村山陰謀論裁判

西東京市議の長井秀和が2022年12月、自身の選挙演説で1995年に発生した東村山市議転落死事件をあたかも殺人事件であるかのように吹聴した陰謀論をめぐる名誉毀損裁判で、2月20日、東京地裁で弁論準備手続きが行われ、原告創価学会側が準備書面 ...

安倍政治が残した負の遺産

第1次政権だけでなく、安倍元首相が率いた8年近い第2次政権でも社会は大きく劣化した。ヘイトスピーチの蔓延、公正規範の崩壊。それらを率先したのが安倍元首相だった。ヘイトスピーチの蔓延は安倍氏の歴史認識に大きく関わっている。かつての大日本帝国 ...

公共情報いまむかし

霞ヶ関の東京地裁14階にある記録閲覧室。以前ならそれほど見なかった光景だが最近はいつも人がごった返している。民事訴訟記録の閲覧はひと昔前は一部の記者など調査方法を知る取材者らの調査手段にすぎなかったが、最近は裁判記録閲覧のマニュアル本など ...