長嶋茂雄の思い出

最近仕事に没頭しているとこのコラムを書き忘れることがある。齢だ、と思うことにしたい。私の名前は長嶋茂雄から取ったと親に聞かされたことがあった。ただし画数がそのままではうまくなかったので一字だけ変えたのだとも言っていた。ともあれ私個人はあま ...

市田副委員長の薄氷の勝利について

東京都議会議員選挙の告示日となった6月13日、東京地裁712法廷で関係者が注目する判決が言い渡された。日本共産党を2023年2月に除名された松竹伸幸氏が、同党の市田忠義副委員長が地元京都府の演説会で講演した内容について名誉毀損として165 ...

お手軽右翼の流行

安倍政治の受け皿となってきた保守・極右層の票が拡散する。一時は国民民主党に流れそうな勢いもあったがここに来て一転。自民を離れた行き先はもはや日本保守党か参政党しかないようだ。いずれも極小政党であることに変わりはないが、日本保守党は保守論壇 ...

共産党はなぜウソが平気なのか

都議会議員選挙などでいつも顕在化するのは公・共対決の熾烈化だ。同じような支持基盤を土壌に60年代ごろから対立が明確となり、選挙のたびにぶつかってきたライバル同士の関係だ。今回の都議選では小池百合子都知事が打ち出した水道代の基本料金を夏場の ...

二重基準の政党

日本共産党の長所と短所を一つずつ書けという問題が出たとしたら、私はこのテーマで書くだろう。私から見た同党の長所は、旧日本軍の罪責について矮小化したい勢力(一般には右派、靖國勢力、歴史修正主義者ともいう)に事実に基づいてきちんと反論・検証を ...

党最高幹部が全員パワハラ加害者の政党

日本共産党を30年近く見てきた取材者の感想として述べると、近年の同党の凋落ぶりの要因は自らの過ちを認めることのできない拭いがたい体質にあるとしかいいようがない。人間におきかえれば、自分の過去の行動について真摯に周りにも耳を傾け自省するとい ...