哲人政治家が求められる時代

2、3日前、トランプ大統領がネタニヤフ首相と共同記者会見している映像を目にして、罪責ロンダリングという言葉が頭に浮かんだ。ジェノサイドという大きな歴史的犯罪を犯している政治家が、世界最強大国の大統領と蜜月関係をアピールすることで、国際的に ...

川口市議会が陥る自縄自縛

参政党副代表の吉川りな代議士が九州比例ブロックから東京1区に落下傘候補として降りてきたことは地元民も知る人ぞ知ることだが、すでに新宿区内などで盛んに街頭演説し、XなどのSNSで画像をアップしている。最近は新大久保駅で撮った画像を貼り、新宿 ...

ライターの3大テーマ

フリーライターには3本柱がなくてはならないとはよくいわれることだが、私の場合は現在は「日本共産党」「沖縄空手」「極右・歴史認識」といった感じでまとまっている。ただしこの3本は常に同じわけではない。たとえば私が四半世紀以上断続的に取材をつづ ...

安倍政権が作った現在の外国人問題

7月の参院選に引き続き、現在行われている自民党総裁選でも外国人政策がテーマになっているためか本日付の各紙紙面にはその関連の記事が多い。朝日・毎日が社説で扱ったほか、日経がオピニオン欄で3人の識者見解を紹介する。その一人、クルド人問題を抱え ...

山ほどの実績と日本の衰退

私は政治専門の記者ではないが、それでも維新の会に関する書籍は棚に5冊以上並んでいる。それらをパラパラとめくっていて、藤田文武共同代表が幹事長時代に書いた中に次のフレーズを見つけた。「細やかな実績は山ほど積み上がっていたとしても、日本全体の ...

発心して40年

40年前の今日、私は勤行を始めた。その半年前に入会手続きをとっていたが、すぐに信仰の世界に馴染んだわけではない。入会はむしろその場の強制といった感じで、「では1年間だけやってみます」と述べて前向きに解放されたものの、入会後すぐに信仰する気 ...