選択的夫婦別姓3法案が昨日、衆院法務委員会で審議入りし、28年ぶりの審議と新聞各紙で紹介されている。この年月をふりかえり、私は公明党の冬柴鉄三幹事長(故人)が政治生命をかけてとりくんだ永住外国人地方参政権付与法案を思い出した。この法案は1 ...
フリーライターは最低3つの専門分野をもっていないと食っていけないとはしばしば業界内で指摘されることだ。もっとも時期によって追いかけるテーマも変わってくるという面はあるが、現在の自分に当てはめると、「日本共産党」「沖縄空手」「右派の動向」と ...
ホモ・サピエンスがアフリカを出発して地球全体に広がる過程で、異なるモノへの警戒心は当然遺伝子の中にも蓄積されたはずだ。特に日本列島は四方を海に囲まれた偏狭部族の習性からその傾向が強く、同族意識が強くなったものと見られる。自分たちと異なる民 ...
物書きとして「評伝」を書いたことのある人とそうでない人の差は大きいと感じることがある。一度でもだれかの一生を書けば、その人物の生まれから死ぬまでを追いかけることになる。人物の裏にはその人物が生きた時代的背景というものが存在する。一人の人物 ...
国民民主党の玉木代表がこれまで首相就任の可能性について聞かれ常に前向きな返答を重ねてきたのに対し、先日の産経記事で「ない」と一言の下に拒絶したのは同党の推移を象徴するものだ。昨年総選挙以来支持率を上げ、党首の不倫疑惑を乗り切った万能感から ...
この問題を説明するには「政治」の分野がもっともふさわしい。一流の指導者は自分の立場や自分の時代にとらわれず、将来を見据え、国の舵取りを行う。仮に同時代の有権者の利益に反することであっても、いま手を打たなければ将来世代が死活的な危機に見舞わ ...