カテゴリー ‘ノンフィクション’ のアーカイブ
徒然なるままに

「山本七平賞」の権威にドロを塗った「門田隆将」

山本七平賞という文筆家にとっての賞がある。この第19回の受賞作品がパクリにまみれたものであった事実が明らかになっている。拙著『疑惑の作家 「門田隆将」と門脇護』においてもその一端を具体的に示しているが、受賞作となった『この命、義に捧ぐ』に ...

ノンフィクションの陥穽

ノンフィクションは事実を用いた文芸である。小説と違って虚構や創作は持ち込めないものの、すでにテーマ設定の段階で執筆者の「意図」といったものは反映されている。その意味では完全に客観的な文芸ともいえない。客観を装った一つの物語といってよいかも ...

客観を装うイデオロギーノンフィクション

私は大学時代にノンフィクション研究会に籍を置いた。未熟ながら仲間たちとさまざまなノンフィクション作品を読み漁り、作家に会いに行った。そうした経験をもとに、この分野には多少のこだわりがある。「事実をもって語らしめる」というのが当時の流行り言 ...

作家による「神格化」のメリット

人間は感情的な動物である。理性よりも感情に流されることのほうが多いのではないか。そうした人間の習性を利用して売り上げ増を狙う作家にとっては、作品の主人公はしばしば神格化されがちだ。そのほうが読者は感情移入しやすく、固定読者もつきやすいから ...

アカデミー賞6冠の原作者はのうての盗用作家

他人の所有物を盗むのはいけない行為だ。日本社会でも子どものころから厳しく教育される。同じように人の文章を盗むのも業界ではいけない行為として知られている。前者は窃盗罪、後者は著作権法違反となる。近年、日本の作家でこの問題を指摘されたのは佐野 ...

門田隆将「産経コラム」打ち切りの意味

毎週日曜日の産経新聞に「新聞に喝!」というコラムが掲載される。数人の識者による持ち回りの連載だが、月1回のペースでこのコラムの執筆を担当してきた門田某が昨日付コラムで終了になった。本人の記述では以下のようになっている。 「『正論』欄 ...