本日付各紙は恒例の日本記者クラブ主催の候補者討論会の記事で埋まっている。その中で今回の自民党総裁選で重要な争点となっている選択的夫婦別姓制度に関する議論は興味深い。保守派の候補者がこの問題に慎重で、小手先の制度改革で済まそうとしていること ...
女性9人と付き合った話ではない。自民党総裁選のおそらく最後となる9人目の候補者に滑り込んだ女性議員・上川陽子外相のことだ。自民党の歴史の中でも異例の多人数候補が争う総裁選の出馬会見で、外相は「しんがりの覚悟」について語った。冒頭の20分間 ...
昨日の高市早苗氏の出馬会見の一部をオンラインで聞いたが、首相になっても靖國参拝を続けたい意向を語ったことは想定どおりだ。そもそも靖國神社に祭られている英霊なるものが、戦争で亡くなった「すべての人たち」が対象ではなく、徴兵されて戦地で戦 ...
自民党と立憲民主が党首選を行う時期に、日本共産党の最高指導者である志位和夫議長が外遊している事態を批判する党内論調がある。一方で本日付しんぶん赤旗ではベルリンで理論交流を行った内容が大きく掲載されているが、その最後に「旧ソ連、中国のような ...
戦時下の沖縄在住の学童が集団疎開するために九州に向かった「対馬丸」が撃沈されて80年(1944年8月22日)。本日付毎日、日経、赤旗に関連記事がある。私も20世紀の沖縄を生きた一人の著名な空手家の評伝を書くに当たり、その有力な弟子の一人に ...
自民党総裁選挙の候補者が乱立しそうだ。そのうち、8月15日に靖國神社を参拝したのは高市、小泉、小林の3人と伝えられる。本日付東京新聞に「靖国神社廃止論」のコラムがあるが、終戦後、靖国神社を宗教法人にしたのは間違いで、「神道から切り離して国 ...