カテゴリー ‘きょうの朝刊’ のアーカイブ
徒然なるままに

70年ぶりの予算編成

日本経済新聞だけだが、石破政権が歴史的にどのような位置づけの内閣か時折報じることがある。本日付でも少数内閣で予算編成を経験したのは鳩山一郎政権以来の70年ぶりの出来事であったことを繰り返し紹介する。70年前は政権を安定させるために「保守合 ...

戦後80年の「8・15」

敗戦記念日となる本日の全国紙面は特色が分かれた。編集幹部の熱量がそのまま紙面に表れた形だ。通常のルーティーン的な特集という印象を受けたは朝日、読売、産経。一方で並々ならぬ熱量で紙面をつくったことが明らかに見えたのは毎日新聞だった。私は6大 ...

歴史観は国家の基盤

石破首相がいつ「戦後80年見解」を出すかということが新聞紙上でかまびすしい。いずれにせよ閣議決定された正式の「首相談話」は出ないと決まっているようなので、あとはいつ首相の個人的な見解が発出されるかということだろう。ただし状況としては、戦後 ...

妄想に生きる時代

戦後80年の8月、敗戦時を知る人はすでに当時子どもだった人に限られる時代となった。そのため身近な家族関係などの話ができる人にとどまるとの指摘をしたのは本日付毎日新聞に登場した加藤聖文教授(駒沢大学)だ。今回の参院選では南京大虐殺を否定する ...

自公下野論の現実性

本日付毎日コラムで石破首相が辞める様子がなく、「意気軒高」である旨書かれている。さまざまな見方や立場があるが、首相に辞める気がなければ周りからは容易に降ろすことはできないとはよくいわれることである。その意味では自民党総裁任期の終了まで務め ...

公明党は理念を時代精神に

本日付の東京新聞(特報面)や産経では「日本維新の会」の動きが大きな記事になっている。同党の連立入りが取りざたされていることに加え、「掲げる旗が見えない」(産経)、「存在意味そのものが問われる」(東京)といった指摘からだ。「掲げる旗が見えな ...