2024年5月の月別アーカイブ
徒然なるままに

出る杭を打った共同通信

上川外相発言事件が波紋を呼んでいる。もともとの報道は共同通信が発信したものだが、明らかに外相の真意とは別の形で言葉尻を取り出し、問題化しようと努めた形跡が明らかだ。冷静な人は報道を見て、語った本人の真意がどこにあるのかある程度わかるまで正 ...

学生時代の後悔

最近になって学生時代にもっと勉強しておけばよかったと思うことは多い。近ごろも古典のルソーなどを読む機会があるが、学生時代に読んでおくべき本だったと思う(もっとも10代で読んでも意味が正確にわかったかは疑問だが…。わからなくても読み終わるこ ...

永住外国人に差別的対応をとる与党立法

今国会で審議中の入管難民法改正案で、永住者の資格をもつ外国人が税や社会保険料の納付を意図的に怠った場合、永住資格を取り消すことを可能にする内容が人道上、問題ありとする指摘が相次いでいる。現実の統計で永住外国人の滞納が多いという立法原因とな ...

立憲民主党の立ち位置

連合の芳野友子会長はいろいろと賛否の激しい人だが、私は日本共産党へのスタンスに関してはその一貫性を評価している。まったくブレるところがないからだ。立憲民主党は日本共産党と手を結んだ前回総選挙(2021年)で敗北した。共産党という「異質の政 ...

11人の壁

政治資金規正法改正案をめぐる国会の最終盤の攻防が見通せない状況だ。世論の声に“鈍感”な自民党は抜本改正の気持ちをもたず、“生煮え”の法案を提出する見込みであるのに対し、野党第一党の立憲民主はかなりハードルの高い改正案を考えているからだ。通 ...

公明党は自らの未来社会像を示せ

昨日付朝日新聞夕刊に「公明党60年」をテーマにした記事があった。公明党担当になって9カ月の若手女性記者が執筆したものだが、冒頭、島根県の選挙取材で記者が耳にした同党地方議員の率直な本音とも思える声が紹介されている。「もうすぐ『還暦』だ。生 ...