2021年3月の月別アーカイブ
徒然なるままに

作家による「神格化」のメリット

人間は感情的な動物である。理性よりも感情に流されることのほうが多いのではないか。そうした人間の習性を利用して売り上げ増を狙う作家にとっては、作品の主人公はしばしば神格化されがちだ。そのほうが読者は感情移入しやすく、固定読者もつきやすいから ...

中国の行動と論理を知る

相手が得たいのしれない存在であるとき、ひとは恐怖を感じやすい。だが相手が同じ喜怒哀楽をもった人間であり、自分と何らも変わることはなく、ただ外部環境が原因で得たいのしれない行動をとっていると理解できれば、物事の見方は大きく変わるだろう。より ...

わいせつ教師は治らない

読売新聞が中心となってわいせつ教師の追放キャンペーンを行っている。一言で「わいせつ教師」といってもその内容は幅が広い。よく報道されているのは、教師が児童生徒にキスする。胸や太ももを触る。裸の画像などを撮らせ、送らせる。盗撮する。新聞報道で ...

極右と極左の共通原理

このコラムでしばしば取り上げられる右派論客に門田隆将がいる。その行動を長年見てきた私は、門田の行動原理には「責任をとらない」「謝罪しない」「自分だけが正しい」の3つの共通項があることを発見し、事あるごとに指摘してきた。彼の思想は「極右」と ...

今も五輪中止を求める共産党

全国を巡ることになる東京オリンピックの聖火リレーが昨日福島県から始まった。本日付産経新聞によると、菅首相が予定どおりの開始にこだわった結果という。これで開催の意思を内外に明確に示すという意図だろう。これで開催しない事態となれば、明らかに「 ...

シドニー・パウエルと信平信子はやはり「同類」だった 

トランプ大統領の当選を信じ、同大統領のためにさまざまなウソをばらまいたシドニー・パウエルという弁護士がその後、訴えられた裁判の中で、「私の言うことを信じるなんて、そのほうがおかしいわ」といった主張をしたことが報じられている。つまり、自らウ ...