2020年8月の月別アーカイブ
徒然なるままに

規範が壊れるということ

日本の財政が危機にさらされているのは、過去の自民党政権が赤字国債に頼るようになったその「地点」にあった。我慢して無借金運営を続けるという道もあったはずだ。このくらいならいいだろう、ちょっとくらいいいだろうという安易な行動の延長が、現在の日 ...

一つの内閣で一つの仕事を確実に

国民生活に直結する大きな課題を山積みしたまま病気で退場する安倍首相。政権維持を最優先させ、その目的は見事に達成したが、一将功成りて万骨云々の手法は、次の政権に大きな「宿題」をたらい回しにしただけだ。今後の日本において、与野党の無用な足の引 ...

国民生活向上への「難題」を避けた安倍政権

 安倍首相が辞意を表明した。8月24日には決めていたという。  安倍政権は国政選挙で6連勝したとはよく言われることだ。だがこの陰には公明党創価学会の献身的な働きがあったことはあまり指摘されない。問題はその強力な政治基盤が、未来の日本 ...

発破をかけてもまるで動かない共産党組織

日本共産党が8月の特別月間の成果に躍起だ。本日付のしんぶん赤旗でも、小池晃推進本部長と山下芳生本部長代理がそろって顔写真入りでゲキを飛ばしている。それによると、8月の成果集計まであと5日に迫っているのに、5割以上の支部で2万人以上への入党 ...

専守防衛と沖縄の魂

本日付の東京新聞には敵基地攻撃能力の記事が1面トップで大きく取り上げられている。この問題は最長政権となった安倍首相が、「確たるレガシー」を何ら持っていないことに焦って突然出してきたもので、動機からして不純である。もともと専守防衛の理念を堅 ...

7人の敵

男は一度外に出たら7人の敵がいる。そんな言葉があったかなかったか。人間として生きて、敵がいないということは仕事をしていないという意味にもとられる。性格にもよろうが、歴史上の偉人には常に敵がいた。なぜならそれは人間の本性に起因し、「嫉妬」「 ...