カテゴリー ‘選挙’ のアーカイブ
徒然なるままに

秋の総選挙可能性高まる

毎日新聞が先行した「石破首相退陣へ」のニュースは誤報ではなかったようだ。毎日記事の脇には「来月末までに表明」とあるから、読売の「今月表明」と違って、その範疇に収まれば「誤報」とはならないからだ。実際、石破首相の退陣時期は8月下旬と見られて ...

世論戦で後手に回った公明党

今回の参院選の大きな特徴は排外主義の風潮が顕著だったことだ。社会の不満を吸収する形で外国人排斥を訴えた政党が都議選で躍進したことをきっかけに、おれもおれもと立憲・共産等以外の多くの政党が“追随”した。マスコミからあまり指摘されないことで命 ...

現実の見える化

私自身、今回の選挙を通して多くの物事が見えるようになったことはプラスの側面だ。物事は「見えている」状態が究極的に大事で、見えていない(正しく認識できていない)状態は必然的に判断を誤り、結果的に多くの人を不幸に導く。次元は異なるが、武術にお ...

既成政党と新規政党の闘い

既成政党がのたうちまわっているというのがこの参院選の印象だ。それはそのまま有権者の投票動向の行き先に表れている。9カ月前の総選挙で受け皿となった国民民主から、いまは得たいの知れない参政党に向かっているのはその象徴だ。だがその参政党も、党首 ...

同じ人間としてみなす人生観

もう30年以上も前の話になるが、私が社会新報に在籍した3年間で、外国人関連の記事を書くとき、「不法外国人」や「不法滞在」という言葉は使わないように注意してきた。ではどう書くかというと「超過滞在者」や「オーバーステイ外国人」である。なぜ「不 ...

外国人ヘイトが票になる参院選

参議院選挙の公示日を迎えた。今回の選挙の最も大きな特徴の一つは、外国人排斥を訴える政党が得票を伸ばすという異様な状況だ。参政党が掲げる「日本人ファースト」は人種差別を標榜する政策であり、人種差別を概念として含まない「都民ファースト」とはま ...