2023年9月の月別アーカイブ
徒然なるままに

「靖国脳」に冒された人間の特徴

明治以降の日本が国策として神道を国教化し、靖国神社を創建、戦争で死亡した兵士やその家族を慰撫する装置として用いてきた歴史は多くの人が知っている。明治期以降の日本は、他国との優位性を強調するために天皇制を利用し、万世一系などのフィクションを ...

隠蔽体質国家

本日付東京・朝日に記事が掲載されているが、関東大震災後の朝鮮人虐殺について当時の神奈川県知事が内務省警保局長あてに報告した文書が公表された。昨日参議院議員会館で行われた記者会見ではこの文書は研究者の姜徳相さんが10年ほど前に馴染みの古本屋 ...

政権交代の効用

日本が95年に人種差別撤廃条約に加入できた要因は政権交代にあった。より具体的には社民党の首相だったからできたことだった。私は当時、社会新報記者として機関紙記事の作成に当たり、部落解放同盟に取材に行くように指示された。人種差別は在日コリアン ...

人権五流の国

本日付の東京新聞で在日コリアン3世の男性弁護士が「国のヘイトスピーチ対策は不十分」と主張していた。弁護士自身、合理的な根拠のない懲戒請求を大量に受けた経験をもつ。100年前の関東大震災の例が多く指摘されるが、差別感情から他者を攻撃する行為 ...

公明党の大臣ポスト

9月にも行われると報じられてきた内閣改造をめぐり、自民・公明の神経戦がつづいているようだ。公明党が大臣を出す国土交通大臣ポストをめぐる自民党の反応について、本日付産経にも「公明 譲れぬ国交相」「自民『そろそろ返して』」の記事がある。公明党 ...

公明党は未来に責任をもつ政治を

この国の予算編成のあり方を見ていてしばしば感じることだが、すでに「先行き」は見えているのに、政治家はだれも歯止めをかけようとしない。「いまさえよければそれでいい」の安倍政権は金利をゼロに等しくすることでその弊害を自分たちの代だけ抑えてきた ...