公明党は未来に責任をもつ政治を

この国の予算編成のあり方を見ていてしばしば感じることだが、すでに「先行き」は見えているのに、政治家はだれも歯止めをかけようとしない。「いまさえよければそれでいい」の安倍政権は金利をゼロに等しくすることでその弊害を自分たちの代だけ抑えてきたが、今後は金利を上げれば、膨大な国債の利払いも増える。いずれ予算編成が(自由に)できない規模に借金が膨らみ、個人でいえば自己破産する事態に陥ることも明らかだ。国民から召し上げた税金は大事に、さらに有効に使うべきであるのに、新型コロナ禍以降は特に財政規律そのものが破綻し、バナナの叩き売りよろしく今もその影響がつづいている。予算編成のあり方もはっきり言って、変えるべきだ。各省庁が要望し、積み上げる方式は、もはや時代にそぐわない。与党の公明党は、大局観・未来観にたち、そのことを政府に提言すべき立場にあると思う。

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