カテゴリー ‘経済’ のアーカイブ
徒然なるままに

フリーライターという非正規労働

30年以上前、世の中がバブル経済に浮かれていた頃は堅実的な生き方は少数の若者にしか好まれず、私も役所や大企業に就職するという考えをほとんど持たない口だった。バブルがはじけて以降の日本社会は閉塞状態が続き、安定よりも自由を選択した生き方には ...

「増税メガネ」の中傷に耐えられない宰相

増収分を還元すると謳う岸田減税が迷走中だ。本日付日経コラムは「ダッチロールの岸田減税」と銘打ち、実際は増収分のうち「国民に還元する税収増は存在しない」と具体的な内訳を明示し、「方向感覚を失った選挙目当ての愚策」と断じた。岸田首相をよく思わ ...

35年後の公約破り

売上高1000万円以下の小規模零細事業者の「事業者免税点制度」を廃止するインボイスが本日から開始される。1988年、竹下内閣のもとで成立した消費税法では、消費税の導入にあたって中小零細業者への配慮がなされた。売上高1000万円以下(当初は ...

日本国債の信用が失われる日

経済問題に詳しくない私は日経の大機小機というコラムを勉強の意味も含めて愛読しているが、本日付のコラムでは「仮想将来世代から日本を見る」と題し、50年後の未来から現在を見つめる設定で書かれている。「アベノミクス」の具体名は出ないものの、「日 ...

「愚策」と総括されるアベノミクス

本日付毎日新聞の「時代の風」。タイトルは穏当だが、書いてある中身は安倍政治への批判そのものだ。アベノミクスがいかに国民的詐欺であったかを専門家の立場で説明する。「本来は、欧米に倣い金融緩和を手じまいすることで、円高に誘導するタイミング」で ...

公明党は未来に責任をもつ政治を

この国の予算編成のあり方を見ていてしばしば感じることだが、すでに「先行き」は見えているのに、政治家はだれも歯止めをかけようとしない。「いまさえよければそれでいい」の安倍政権は金利をゼロに等しくすることでその弊害を自分たちの代だけ抑えてきた ...