カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

神道と排外主義は表裏一体

明治から昭和の敗戦までの77年間、この国の思想の根幹にあった国家神道(現在の靖国勢力)は、日本社会に大きな影響を与えてきた。日本独善教といってもよい思想として、近隣諸国を見下し、排外主義を伴う行動を助長してきた。その結末が1945年の「日 ...

「靖国脳」に冒された人間の特徴

明治以降の日本が国策として神道を国教化し、靖国神社を創建、戦争で死亡した兵士やその家族を慰撫する装置として用いてきた歴史は多くの人が知っている。明治期以降の日本は、他国との優位性を強調するために天皇制を利用し、万世一系などのフィクションを ...

隠蔽体質国家

本日付東京・朝日に記事が掲載されているが、関東大震災後の朝鮮人虐殺について当時の神奈川県知事が内務省警保局長あてに報告した文書が公表された。昨日参議院議員会館で行われた記者会見ではこの文書は研究者の姜徳相さんが10年ほど前に馴染みの古本屋 ...

靖国工作員の暗躍する時代

ロシアによるウクライナ侵攻から1年半の日、プリゴジン氏死亡のニュースが入ってきた。プーチン氏の命令によると見られる殺害事件はこれまでも多く行われてきたが、今回もそれはほぼ間違いないだろう。人間のいのちを別の目的より下位に置くのは共産主義( ...

反省なき靖国信奉者たち

国家の思想に誤りがあれば国は滅びる。思想の軸に歪みがあれば、国家は衰亡する。その象徴となった1945年8月15日。終戦の日を間もなく迎える。 明治維新以来のこの国の戦争政策の帰結は、78年前、310万人の死者をもたらし、この国を滅ぼ ...

安倍政治がもたらしたもの

安倍元首相の一周忌が近くなった。安倍晋三という政治家について、「心酔」する立場と毛嫌いする立場が目立っていて、興味深い社会現象と感じる。本日付の産経「正論」欄に元官邸官僚の人物が安倍首相のもとで「とことんこの人についていく。皆がそう思った ...