カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

自己愛性の戦争呼称

本日付朝日新聞で識者の成田龍一氏が次のように語っていた。「『大東亜戦争』という言葉を使うことは、戦争の反省の上に成り立つ戦後社会を認めたくないという一つの立場表明、イデオロギーとなっています」。さらに多くの戦争で戦後60年ほどで呼称が定ま ...

「大東亜戦争」論争

自衛隊がX上で発信した「大東亜戦争」の記述が一部マスコミで論争を生んでいる。本日付産経は阿比留瑠比コラムで「堂々と大東亜戦争と呼ぼう」の見出しで異論を発しているが、自衛隊自身はよけいな騒動にしたくないとの趣旨で先のXポストの該当部分を削除 ...

日本会議こそ日本社会のガン

「女性差別的な制度を見直せば経済成長率は倍増する」と述べたのは世界銀行上級副総裁だ。3月6日付の朝日新聞に掲載されている。法制度上の男女格差が主要先進国で最低ランクの日本は、差別的制度を維持していることで経済成長においても大きな損失を被っ ...

高田誠か、門脇護か

表題の底意は「日本を代表するヘイト・スピーカーはだれか」というものである。つまり「日本のレイシストの象徴はどちらか」と言い替えてもよい。高田誠は在日特権を許さない市民の会を立ち上げ、街頭で「在日コリアンは国に帰れ」などのヘイト・スピーチを ...

乙骨と門脇は同じレベル

昔、創価学会批判が盛んな時代があった。年代でいえば1980年代後半から90年代をすぎて2000年代くらいまで。そのころ、創価大学卒を売り物にして登場したのが乙骨某というジャーナリストだった。ジャーナリストといっても、正信会という日蓮正宗の ...

歴史修正主義者の内在的論理

本日付産経新聞で櫻井よしこ氏が「派閥解散より連立解消」と訴えていた。そこで自民党内の派閥解消よりも、「公明党との関係を見直すこと」が重要であるかのように説き、公明党が「現在も岸田政権の政策推進を妨げている」と強弁し、公明党が憲法改正に慎重 ...