カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

「明治の呪縛」から脱却を

「選択的夫婦別姓」に関する記事が増えている。本日付産経ではこの問題の長年の推進役として知られる自民党の野田聖子代議士が、自民党守旧派内で蔓延する「通称使用の拡大」政策について「通称使用というものは世界に存在しておらす、国際社会では通用しな ...

南京大虐殺を認めない勢力の罪

産経新聞が盛んに石破首相が前向きになっていると見られる「戦後80年首相談話」の発出に反対の声をあげている。今のところ全国紙5紙の中では産経唯一の主張だ。本日付1面の「産経抄」では「新談話を出せば反日勢力に利用されよう」と述べているが、ここ ...

南京否定には虚偽扇動罪を

本日付東京新聞「本音のコラム」で前川喜平氏が長崎市の原爆資料館で日本の加害の歴史を改変・縮小する動きに抗議したことを書いていた。きっかけは2019年にある市議が南京大虐殺の表記を修正すべきと主張したことがきっかけという。2019年といえば ...

日本のデマ2人組

武術においては同じ手であっても「生きた手」と「死んだ手」がある。よく「居着くな」と言われるが、居着いた体は作用として生きていない状態を指す。技を出せる状態を「生きた」と表現し、そうでない状態を「死んだ」と表現したと考えればわかりやすい。外 ...

陰謀論にまみれた編集者

1937年に旧日本軍が起こした南京大虐殺(いわゆる南京事件)について「事件はなかった」とする陰謀論が現代日本ではSNSなどのネットを中心にまかり通っている。このデマを日本で流行らせた最大戦犯の一人はアウシュビッツにガス室はなかったとの国際 ...

南京事件がいまも問題になる理由

戦後80年となる年となったが、80年たっても南京大虐殺という戦争の一地点をめぐる歴史論争は終わらない。加害側である日本側に「日本人は悪くなかった」との心情に引きずられて事実探究の態度を捨て去った売らんかなの雑誌などがはびこっているからだ。 ...