2024年9月の月別アーカイブ
徒然なるままに

門田隆将の意図的なデマ

本日付の朝日新聞は1・2面を使って安倍晋三元首相が2013年の首相時代に統一教会の主要関係者を自民党総裁室に招き入れて撮影した写真を掲載している。統一教会と関係の深い萩生田衆議院議員をはじめ、兄弟の岸信夫元衆議院議員が写っていることが重要 ...

女ハシリュウの道

昔、政策に詳しい橋本龍太郎という総理がいた。その政策理解度は中央官庁の課長を凌ぐといわれ、その意味で役人から嫌がられる首相との評価があった。今の自民党総裁選を見ていると、高市早苗はさながら橋本龍太郎の女性版である。自民党政調会長を3回も経 ...

上川陽子の手堅さ

本日付各紙は恒例の日本記者クラブ主催の候補者討論会の記事で埋まっている。その中で今回の自民党総裁選で重要な争点となっている選択的夫婦別姓制度に関する議論は興味深い。保守派の候補者がこの問題に慎重で、小手先の制度改革で済まそうとしていること ...

共産主義と法華経

20世紀に行われた多くの「共産主義の実験」がことごとく失敗に終わったのは、現在の日本共産党が唱えるように民主主義の土台がない国に共産主義を持ち込んだからでは決してない。そのような「状況論」が原因となっているわけではなく、本質的な要因は人間 ...

意外なダークホース

当初は圧倒的勝利をおさめるとの下馬評もあった小泉進次郎候補が“失速”する中、辛口でズバズバいう田中真紀子氏の発言に注目が集まっている。9日のテレビ番組でその段階の候補者を指して、「勘違いしてるというかヘナチョコばかり」とこき降ろし、小泉候 ...

9人目の女

女性9人と付き合った話ではない。自民党総裁選のおそらく最後となる9人目の候補者に滑り込んだ女性議員・上川陽子外相のことだ。自民党の歴史の中でも異例の多人数候補が争う総裁選の出馬会見で、外相は「しんがりの覚悟」について語った。冒頭の20分間 ...