カテゴリー ‘国際’ のアーカイブ
徒然なるままに

犯罪者政治家の横暴

日本人女性が所長を務める国際刑事裁判所(ICC)が危機に瀕している。イスラエルのネタニヤフ首相の逮捕状を出していることを逆恨みするトランプ大統領が同裁判所の特定の裁判官や検察官に行ってきた個人的制裁に加え、いよいよ裁判所本体への制裁を発動 ...

殺すことを止められない

93年のカンボジア総選挙に選挙監視員として現地に赴く際、在日カンボジア人の知り合いからポルポト兵士の肉声を聞く機会があった。それによると、人間が人間に手をかける際、最初の一人を殺めるのには「怖い」という感情がある。だがそれも数人を過ぎると ...

国際秩序が崩壊する時代に

公明党「平和創出ビジョン」策定委員会(谷合正明委員長)が4月14日に開催したオンライン講演会で中満泉国連事務次長は4月下旬に世界の軍事支出の統計が発表される予定であることを告げ、「おそらく2・6兆ドルに達する」との予測を述べていた。本日付 ...

トランプ政権の100日

アメリカ政治で重要な節目とされる「最初の100日」を区切りに本日付日経がオピニオン面コラムで“第2次トランプ政権の100日”を検証した。それによると、「スタートダッシュは8年前の第1期をはるかに超越した」。要するに準備万端でスタートしたと ...

キーワードの「身勝手な振る舞い」

本日付東京新聞が「米政権3カ月」と題する社説を掲載している。その中で「身勝手な振る舞い」というワードが2カ所登場する。「身勝手な振る舞い」はサイコパス(=良心の呵責をもたない人格)について説明する際にしばしば登場するキーワードでもあるので ...

御しやすい国

トランプ大統領が閣僚級協議に無理やり入り込んできたことで、米国が焦っている実態が浮き彫りになった。焦っているという言葉が不適当なら、急いで成果をあげたがっていると言い換えても大差ない。日本を「最優先」に選んだのは前例などから“御しやすい国 ...