カテゴリー ‘国際’ のアーカイブ
徒然なるままに

利他は自責志向の上に成り立つ

アフガニスタンで人道支援をしていた中村哲医師が武装集団に銃撃されて命を落としてから12月4日で5年となった。幾つかの新聞で関連の記事を見かけたが、それはちらほらといったレベルだった。それでも今も同医師の功績が紹介されるのは、やはりその「利 ...

人類の宿命転換とは

さまざまな問題は人間の特性というものを深掘りしない限り、解決の糸口を見出しえない。この素朴な疑問から人間の本質を探究し、人間自身の内面を変革することで社会変革を試みる。この場合の人間は人類と同義であり、すなわちホモ・サピエンスの内面変革と ...

国際法と国際秩序が破壊される世界

本日付日経に掲載されたフィナンシャルタイムズの翻訳記事を読んで驚いた。イスラエルのネタニヤフ首相らに戦争犯罪容疑者として逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)に激怒しているトランプ次期政権が、同裁判所の検察官や職員に対して制裁を発動するこ ...

門田・有本のデマ情報に注意

本日日本時間の夜から米国で大統領選挙の投票が始まる。4年に1度のこの選挙だが、前回も一方の候補者はトランプだった。この人物の当選を期待し、本人のデマ主張をそのまま「検証」もなく鵜呑みにし、日本に垂れ流した「ジャーナリスト」を称する人間が2 ...

逮捕を免れたい政治指導者の国際犯罪

本日付公明新聞は「土曜特集」でハマスとイスラエルの戦争について識者インタビューを掲載した。イスラエルのネタニヤフ首相が収賄、詐欺、背任の多種類の犯罪行為で起訴されており、いずれ逮捕される見込みであるところ、その事態を避けるために「戦争を長 ...

共産主義と法華経

20世紀に行われた多くの「共産主義の実験」がことごとく失敗に終わったのは、現在の日本共産党が唱えるように民主主義の土台がない国に共産主義を持ち込んだからでは決してない。そのような「状況論」が原因となっているわけではなく、本質的な要因は人間 ...