毎朝新聞を読んでいると、「これだ!」と思うフレーズに出くわすことが多い。今朝は昨日の毎日夕刊の紙面をみていて、ある学者の言葉に思わず膝を打った。それがタイトルの言葉だ。「人びと」は私が付加したフレーズだが、現代は「心地よい物語にひたりたい ...
自民党の石破降ろしの動きがクライマックスだ。続けようとする石破首相の側にも、降ろそうとする自民党議員たちにもどちらにも言い分があり、本質的に自民党というコップの中の問題だ。ただしいずれ新しい総裁を選ぶとなれば、次の総裁がだれになるかで局面 ...
「週刊文春」を日本一の週刊誌部数に拡大した過去の栄光をもつ花田紀凱氏は編集者を天職となし、いまも編集業にいそしむ。文藝春秋を退社するきっかけとなったのは「アウシュビッツにガス室はなかった」とする雑誌記事が国際的な問題となったことが原因だが ...
週刊新潮時代に多くの捏造やデマ記事で断罪され続けて会社を飛び出した門田隆将(本名・門脇護)という人間がいる。独立後まもなくはまともにノンフィクション作品を書いていたように見えたが、いまではアジテーター、平たくいえば扇動家としての働きを顕著 ...
29年前、狂言女性の言い分を鵜呑みにしてデマ報道をつづけた門田隆将こと門脇護の転向ぶりは目に余る。学生時代は家永三郎ゼミに出入りする左翼学生だった人物が、社会人になると右派思想を身につけ、いまでは“媚日記者”として活動する。この場合の「媚 ...
武術においては同じ手であっても「生きた手」と「死んだ手」がある。よく「居着くな」と言われるが、居着いた体は作用として生きていない状態を指す。技を出せる状態を「生きた」と表現し、そうでない状態を「死んだ」と表現したと考えればわかりやすい。外 ...