2025年7月の月別アーカイブ
徒然なるままに

安倍政治が産み出した予備軍の回収先

2010年代に8年近くつづいた安倍政治は多くの予備軍を形成し、社会を悪化させた。安倍政治が歴史修正ならぬ歴史否定を平然と行う政権であったために、ヘイトスピーチ集団が世の中で蔓延増長し、2016年にヘイトスピーチ解消法を制定するのは、自分た ...

同じ人間としてみなす人生観

もう30年以上も前の話になるが、私が社会新報に在籍した3年間で、外国人関連の記事を書くとき、「不法外国人」や「不法滞在」という言葉は使わないように注意してきた。ではどう書くかというと「超過滞在者」や「オーバーステイ外国人」である。なぜ「不 ...

民衆を賢くしたいのか、愚かなまま利用したいのか

昔、池田名誉会長がよく語っていた言葉に上記がある。主に権力者は民衆が賢くなるのを嫌い、愚かなままにしておきたいとの心理が働くことを語ったもので、本当の民衆リーダーは、大衆を「賢くする」ことにエネルギーを費やすとの趣旨だった。現在の参議院選 ...

外国人参政権は日本社会を守るツール

外国籍住民の一部に地方参政権に限って選挙権を認める政策は世界では珍しくない。地域住民として行政に参画してもらうことで社会との分断を避け、社会的融合を図る意味がある。日本では過去に永住外国人(一般永住者と特別永住者がいる)に限って、かつ、被 ...

外国人ヘイトが票になる参院選

参議院選挙の公示日を迎えた。今回の選挙の最も大きな特徴の一つは、外国人排斥を訴える政党が得票を伸ばすという異様な状況だ。参政党が掲げる「日本人ファースト」は人種差別を標榜する政策であり、人種差別を概念として含まない「都民ファースト」とはま ...

公明党の現場第一主義について

草創期の公明党は現場を重んじて、真っ先に前線にかけつけ、綿密な調査を行い、その事実認識のもとに人間主義の政策を組み上げるという美風があった。だがいまはどうか。一つ大きく疑問を感じるのは、やはり埼玉県川口市・蕨市の問題として注目されているク ...