2024年3月の月別アーカイブ
徒然なるままに

明治以来の「旧習」変革が次期政権の課題

国際刑事裁判所(ICC)の所長に日本人女性判事が選出されたというニュースが昨日から流れている。昨日付の読売が最も詳しく報道し、遅れた新聞(朝日や産経や日経)が今日付で“後追い”している格好だ。国連事務次長をはじめ、日本人女性の活躍がそれな ...

組織原理を同じくする2つの共産党

「民主集中制」はコミンテルン(国際共産党)が世界制覇をめざした際、各国に結成された共産党に求めた組織原則として知られる。いまもこの原則を党の中核に据えている共産党に、日本共産党と中国共産党がある。この2つの政党は日本が1922年、中国が1 ...

付和雷同の国

他国と比べて日本を形容するけっしていい意味で使われない言葉として「メダカ」がある。付和雷同、出すぎない、周囲の顔色をうかがっておそるおそる行動する。そうした行動は「慎重である」との善の効果をもたらすこともあるかもしれないが、上記は没個性、 ...

「リンゴの唄」秘史

本日付東京新聞最終ページに「100年の残響 昭和のうた物語」と題する連載1回目の、1945年の「リンゴの唄」が取り上げられていてなぜか読み入ってしまった。なぜこの記事に引き込まれたのか読後に考えてみると、「〽赤いリンゴに唇よ ...

自ら墓穴を掘り続ける志位執行部

日本で101年も続いている老舗政党の、建て前と本音の使い分けの乖離度がマックスに達している感がある。一つは昨年2月から3月にかけて行われた党員2人の除名問題だ。党の発展がこのままでは難しいと考えた党員が「党首公選制」などを訴えた書籍だった ...

フリーライターという非正規労働

30年以上前、世の中がバブル経済に浮かれていた頃は堅実的な生き方は少数の若者にしか好まれず、私も役所や大企業に就職するという考えをほとんど持たない口だった。バブルがはじけて以降の日本社会は閉塞状態が続き、安定よりも自由を選択した生き方には ...