カテゴリー ‘人道立国’ のアーカイブ
徒然なるままに

人道を旗じるしに

「21世紀は戦争の時代になった」と書いたのは本日付のある新聞コラムだ。いまや20世紀後半の冷戦終結雪解けムードは完全に消え去り、世界のあちこちで無法地帯がはびこる。日本は現在、2つの国際司法機関に代表者を出しているが、「人道外交」という理 ...

今国会の2つの人権立法

後半国会の一つの見所となるのが選択的夫婦別姓の導入問題であることはもはや明らかだ。結婚しても姓を変えることを強制しない人権上の問題でもあり、明治以来の悪弊を払拭できるかどうかの分岐点となる。さらにもう一つが刑事訴訟法(再審法)の改正問題だ ...

「人間革命」連載開始から60年

1965年1月1日付の聖教新聞で池田会長が小説『人間革命』の掲載を始めて60年の朝を迎えた。 戦争ほど、残酷なものはない。 戦争ほど、悲惨なものはない。 だが、その戦争はまだ、つづいていた。  この3行で始まる全1 ...

全国の象徴区となった東京24区

政治は残した結果がすべてだ。私はかつての日本社会党(その後社会民主党に移行)の機関紙記者として3年ほど働いた時代の半分以上は「政権与党」だった。村山富市首相の時代である。最近になってつくづく感じる同内閣の実績は、95年8月の村山談話もさる ...

有権者ファースト

本日の党首討論開催のあと、衆議院解散の見込みとなった。野党間の共闘が完全に崩壊し四分五裂となっている状況では、よほどのことがない限り、与党が壊滅的に敗北する状況にはない。本日付朝刊はどこも袴田再審の検察側控訴断念のニュースで埋まった。再審 ...

再審法改正と死刑廃止論議が急務

本日付各紙とも袴田再審無罪判決の報道で占められた。58年間、でっちあげ逮捕と死刑判決確定で精神を病んだ本人と、その弟を支え続けた実の姉。再審判決で捜査側のでっち上げが認定されたことを受け、検察がメンツのみで控訴する可能性が指摘されるが、そ ...