テレビ朝日の「大下容子ワイド!スクランブル」は個人的にはよく見る番組だ。ただし問題となった場面を私は直接目にしていない。9月9日の番組でコメンテーターの末延吉正氏が、選挙のたびに公明党が支援団体に金を配るかわりに票をもらうといった発言を行ったことで、同党側が速やかに抗議文を公表したからだ。公明党に関するデマは古くは住民票の集団移動から最近は外国人免許の取得に関するデマまでさまざまあるが、党が金を配るというデマは私個人はこれまで耳にしたことがない。おそらく末延氏は公明党が選挙の前になると現金給付などのバラマキ政策をすることを批判しようとして話が脱線した現象と見ているが、それでも事実関係でいえば明らかな「虚偽」であり、名誉毀損に該当する。同テレビ局はすみやかに謝罪と訂正を行うのが当然だろう。ただしいまだテレビ側の動きがないことで、誠意がない、ガバナンスがなっていないなどの批判がネット上で散見される。政治のバラマキ行為については私個人も決して肯定しない。国民・有権者をそんな“物貰い”体質の国民性にしてしまっては、国の将来の「存立」に悪影響を与えることが明らかだからだ。本当に困っている人のところにピンポイントで入れるべきと考える。テレビ朝日の板橋常務は大学時代のクラスメートだが、この問題で困っていることがあれば相談に乗りますのでXかブログのコンタクト機能から連絡してください。