カテゴリー ‘極右’ のアーカイブ
徒然なるままに

安倍政治にわいたボウフラ

昭和の大戦において軍の意向に従って作家をはじめとする多くの文化人が戦争協力した負の歴史はよく知られる。国民が一つの方向に熱狂した大失敗をへて、昭和史研究の歴史家は「この国に熱狂をつくってはならない」との遺言を残した。日本人は個々が確立され ...

正確な歴史認識は人道の基礎

歴史修正主義者の典型であった安倍晋三氏を長年首相に抱えたことで、この国では「歴史の改竄」が大胆に進行した。平たくいえば、旧日本軍の加害行為を否定し、弱める方向でその動きは集約される。旧日本軍が日中戦争開戦の年末に行った南京大虐殺、日中戦争 ...

高市早苗陣営が犯した大間違い

全国で大規模講演会を開催してきた高市早苗氏がいまだ国会議員の推薦人20人の確保に至っていない。講演会は右派組織・日本会議の肝煎りで行ってきたものだが、ここに来て高市氏の「人を見る目のなさ」が浮き彫りになっている。なぜなら彼女に伴走者として ...

朝日陥落から10年

“陥落”という言葉を使うと私などは昭和12年の「南京陥落」を想起するが、“落城”でも意味は同じだろう。10年前の8月5・6日、朝日新聞は過去の慰安婦報道を自ら検証し、一部の記事を取り消す挙に出た。ただし報道の誤りは認めたものの、謝罪の言葉 ...

『Hanada』通巻100号

愛読誌というわけでは決してないが、批判的に月刊『Hanada』や月刊『WiLL』にはできるだけ目を通す。最新号のトピックは次の首相を決める自民党総裁選の候補者に関する論評が目立つ。高市早苗氏を押し上げたい日本会議勢力は活発に地方遊説(講演 ...

選挙利用のヘイトスピーチ

都知事選挙の隠れた争点のひとつは選挙という民主主義の最大の機会を悪用し、自らのヘイトスピーチを合法的に行使している集団の存在だろう。最近は「つばさの党」ばかりが注目されているが、元祖はやはり「日本第一党」の桜井誠に尽きる。在日特権を許さな ...