カテゴリー ‘日本会議’ のアーカイブ
徒然なるままに

高市早苗陣営が犯した大間違い

全国で大規模講演会を開催してきた高市早苗氏がいまだ国会議員の推薦人20人の確保に至っていない。講演会は右派組織・日本会議の肝煎りで行ってきたものだが、ここに来て高市氏の「人を見る目のなさ」が浮き彫りになっている。なぜなら彼女に伴走者として ...

偽物がもてはやされた時代

安倍一強時代の負の遺産は、周辺の安倍シンパの動向だろう。特に右派論壇誌と称される赤色のけばけばしい月刊誌によって持ち上げられてきたのが、百田尚樹・有本香・門田隆将の3人である。いずれも現在、50万人以上のX(旧ツイッター)フォロワー数をも ...

家父長的人権後進国

日本の精神的近代化がここまで遅れたのはやはり家父長的思想の蔓延によるところが大きいと感じる。政治的には安倍政権の確立とともにその種の勢力が政治力を増し、この国に一定の基盤を築いたように思う。これらの勢力はかつての「大日本帝国」時代の思想を ...

自己愛性の戦争呼称

本日付朝日新聞で識者の成田龍一氏が次のように語っていた。「『大東亜戦争』という言葉を使うことは、戦争の反省の上に成り立つ戦後社会を認めたくないという一つの立場表明、イデオロギーとなっています」。さらに多くの戦争で戦後60年ほどで呼称が定ま ...

日本で唯一実現された宗教政党

日本の戦後の宗教団体が政治とどのように関わったかを網羅的に調べたことがある。戦後、政党をつくろうとした宗教団体は複数あった。結論として、政党結成に至った宗教団体は創価学会だけである。だが同教団は戦後の政治とのかかわりにおいてはむしろ「後発 ...

本当の「日本のガン」は何か

公明党は日本のガンとのたまって政治記事になった自民党幹部がいた。その発言を使って月刊誌で論じている人間もいる。だがこの国の本当のガンといえる存在は何なのか。もちろん公明党ではない。本日付東京新聞で自民党の野田聖子議員がインタビューされた中 ...