高市早苗陣営が犯した大間違い

全国で大規模講演会を開催してきた高市早苗氏がいまだ国会議員の推薦人20人の確保に至っていない。講演会は右派組織・日本会議の肝煎りで行ってきたものだが、ここに来て高市氏の「人を見る目のなさ」が浮き彫りになっている。なぜなら彼女に伴走者として協力するのが、希代のデマ作家の異名をもつ門田隆将だからだ。門田といえば、週刊新潮時代に創価学会を虚偽のデマ記事で傷つけた大きな「負の戦歴」をもつ男として有名だ。1996年には池田名誉会長をデマで貶めるキャンペーンを張った張本人としても知られている(本人はそのデマを今も訂正していない)。そのような人間を側近に付ければ、仮に自民党総裁に選出されたところで、創価学会を支援団体とする公明党がどのような態度を示すかは明らかだ。要するに高市氏は「人を見る目」「先を読む思考」を完全に欠落させた政治家であることを雄弁に証明する。こんな人物に国の舵取りを任せれば、当然ながら国は傾きかねない。判断能力のない政治家が行う政治は、当然ながら判断を間違えたものにしかならないからだ。政治とは高度な判断を求められる世界であり、一国の総理は極限の判断能力を問われる職位にほかならない。

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