カテゴリー ‘平和’ のアーカイブ
徒然なるままに

「人間の愚かさ」を克服する年へ

2023年の日本国内最後の紙面、本日付産経では「論説委員日曜に書く」のコーナーで斎藤勉記者がロシアのプーチン容疑者の蛮行について、ロシア内部などから勇気の声をあげた人物とその発言内容を紹介している。いずれもまっとうな人びとの心の底からの叫 ...

日本が誇るべき法華経と空手

創価学会の池田名誉会長の死去をめぐり多くのメディアが回想録や論評を掲載している。主に新聞、週刊誌でそれらを目にしてきたが、相変わらず皮相的などうしようもない論評もめだつ。自分できちんと取材を行わず、いい加減なことを言っている最先鋒は、私の ...

ソフトパワーの時代と哲学

本日付産経新聞の「防衛政策30年史」という連載で、「ウクライナで認識に大変化」の見出し記事の中、公明党外交安全保障調査会長の佐藤茂樹衆議院議員の発言が取り上げられていた。昨年2月、ロシアがウクライナを侵略した行為を踏まえ、「何もしなくても ...

学徒出陣壮行会から80年

学徒出陣の「東京壮行会」から80年の日という。1943年10月21日、明治神宮外苑競技場で雨の中、2万5000人の文科系大学生が隊列行進した。私の文章の師は当時、東京帝国大学の学生で21歳。このときの動員で召集され、幸い外地に運ばれなかっ ...

本当の安全保障は食糧とエネルギー

実際に戦争に巻き込まれなくても、世界情勢の激変によりさまざまなものを輸入できなくなる事態は想定される。そのとき国家に問われるのは日頃の備えだ。食料とエネルギーはその2大要素といえるが、日本国内の状況はお寒いものがある。食料自給率は先進国の ...

人間という名の獣性

人間の感情においてもっとも強いものは何かというと、個人的には「憎悪」と思っている。この感情は時に増幅され、一度そのトリコにされると、なかなかそこから抜け出すことが難しくなるという特性をもつ。古来、人間同士が行ってきた「戦い」は、人間の内面 ...