カテゴリー ‘軍事’ のアーカイブ
徒然なるままに

公明党の世代考

本日付東京新聞のコラム「視点 私はこう見る」は同紙の政治部記者が戦闘機輸出解禁について「将来に禍根」の見出しで書いていた。その記事によると「防衛省を担当して2年半になるが、紙面で安保政策の『大転換』と何度書いたかわからない」という。さらに ...

増え続ける世界の軍事費

21世紀が平和の世紀になると信じていた人にはやはりまじめに認識すべきことだろう。イギリスのシンクタンク国際戦略研究所の報告書「ミリタリー・バランス」によると、世界の防衛費は年々増え続け、現在は2兆2000億ドル(328兆円)に及んでいる。 ...

カンボジアPKOの思い出

本日付各紙訃報欄に小さく、元統幕長の死去が掲載されていた。西元徹也氏、87歳。日本が自衛隊部隊を初めて海外派遣したカンボジアPKOのころ、陸上自衛隊の最高責任者を務めた人物だ。私ども日本政府派遣の選挙監視団は選挙が行われる93年5月に現地 ...

戦争概念の変化

2024年3月26日は日本の戦後の国策を大きく転換する日になった。大型殺傷兵器の武器輸出に踏み切る一歩となったためだ。政府は「防衛装備品」といった“官製和語”を使って国民世論をけむに巻こうと努めているが、正確にきちんと「殺傷兵器」「殺傷武 ...

サイバー防御を後回しにする岸田政権

通例なら22日に始まる予定だった通常国会が本日召集される。遅れた理由は東京地検特捜部の安倍派キックバック捜査のゆくえを見極めた上というのが新聞の説明だったが、政治資金の透明化と議員本人に責任を課す制度が担保できるかどうかが焦点となる。ひと ...

米国の軍事的傭兵として生きる道

本日付毎日新聞に掲載された中西寛氏の「時代の風」というコラムで岸田政権の特質が端的に記されていると感じるくだりがあった。「岸田政権は半身を安倍政治継承に、もう半身を派閥均衡政治に置く中途半端さにもがいている」という記述だ。そうした政権の性 ...