カテゴリー ‘平和’ のアーカイブ
徒然なるままに

獣性化する世界

このコラムでしばしば言及することだが、人間には感謝や思いやりといったプラスの側面を持つと同時に、時に他者を憎悪し毛嫌いしてやまない負の側面を併せ持つ生き物だ。前者を「人間的行動」、後者を「野獣的行動」と定義すれば、現在の世界では後者の側面 ...

「人類の宿命」を問われる時代

本日付読売の「AIと軍事 番外編」のコーナーで、中満泉国連事務次長が 「核兵器の指令系統にAIが統合される」未来について「制御不能となる恐れ」を語っていた。現代社会がもはや文明の利器を人間がコントロールできない事態にあることを象徴する姿さ ...

公明党は「人道立国」の旗幟を鮮明に

自民党と公明党の連立はすでに20年以上をすぎるが、そのうちの半分近くを安倍政権が占めたため、公明党のやりたい人道案件はほとんど進まずにきた。そのことに不満をもつ党内支持者は一定程度いるはずだ。選択的夫婦別姓をはじめ、二重国籍容認、永住外国 ...

第3次世界大戦を回避するために

本日付日経「Deep Insight」は、秋田浩之記者(コメンテーター)の「ロシア、NATO攻撃の恐れ」の記事を掲載した。仮にウクライナが敗北する形で停戦を強いられる形になれば、次はロシアの野心は他の周辺諸国に及び、NATOとの第3次世界 ...

創価学会の歯止め機能

本日付各紙で防衛省内に設置された有識者会議ですでに防衛費43兆円の次の段階について話し合ったという報道が出て驚いた。岸田首相が防衛費を倍増させたのは自らの政権維持を容易にするために安倍政治を継承しているとのポーズからなした行為と個人的には ...

サイバー防御を後回しにする岸田政権

通例なら22日に始まる予定だった通常国会が本日召集される。遅れた理由は東京地検特捜部の安倍派キックバック捜査のゆくえを見極めた上というのが新聞の説明だったが、政治資金の透明化と議員本人に責任を課す制度が担保できるかどうかが焦点となる。ひと ...