コップの中の自民党総裁選

本日、自民党総裁選が告示される。5人が立候補する予定だが、所詮は自民党のコップの中の出来事だ。むしろ国民はこれほど長く国政を空洞化させている無責任さに怒り心頭だろう。自民党はだれが総裁になっても大きな違いがない。政治とカネの問題に自分の身 ...

移民社会のソフトランディング

本日付産経に「『外国人なし』でも社会は回る」との客員論説委員のコラムが掲載されていた。要約すれば、AIを活用して労働力不足を解消していけば、外国人なしでも社会維持は可能といった内容だが、およそ現実を見ていない方向性を見失った空疎な主張だ。 ...

価値観政党の未来

日本共産党が迷走に迷走を重ねている。社会的には影響力を失いつつある現状でもはや気にもとめていない人も多いかもしれない。それでも日本の平和勢力の一部であることは間違いないし、この党が勢力を失うことは日本社会にとってマイナスの面も生じる。そも ...

10年前の国会

2015年9月19日。第2次安倍政権の最大の“遺産”となった安保関連法が成立して10年の朝を迎えた。この関連法の成立があったからこそ、現在の日本の「軍事大国化」路線が生まれたことは踏まえておくべき事柄だ。焦点はいつ、日本が戦争に巻き込まれ ...

外国人庁の設置について

本日付産経新聞が1面トップで維新の連立参加の条件とみられる政策を大きく取り上げていた。その主体は外国人政策のようだ。内容は首肯できるものとできないものがあるが、そこには「外国人政策担当大臣の創設」なども盛り込まれている。このテーマの最大の ...

心地よい「物語」にひたりたい人びと

毎朝新聞を読んでいると、「これだ!」と思うフレーズに出くわすことが多い。今朝は昨日の毎日夕刊の紙面をみていて、ある学者の言葉に思わず膝を打った。それがタイトルの言葉だ。「人びと」は私が付加したフレーズだが、現代は「心地よい物語にひたりたい ...