山ほどの実績と日本の衰退

私は政治専門の記者ではないが、それでも維新の会に関する書籍は棚に5冊以上並んでいる。それらをパラパラとめくっていて、藤田文武共同代表が幹事長時代に書いた中に次のフレーズを見つけた。「細やかな実績は山ほど積み上がっていたとしても、日本全体の ...

発心して40年

40年前の今日、私は勤行を始めた。その半年前に入会手続きをとっていたが、すぐに信仰の世界に馴染んだわけではない。入会はむしろその場の強制といった感じで、「では1年間だけやってみます」と述べて前向きに解放されたものの、入会後すぐに信仰する気 ...

建設的批判の重要性

どの政党も似たようなものだろうが根強いファンや支持者に支えられている。一方で政治は公的なセクターであり、建設的な批判意見があって初めて気づきが生まれ、改革や改善へとつながっていく。S N Sでよく見かけるのもこのスタンスによる衝突だ。政党 ...

金のかからない政治

自民党が企業団体献金の廃止などの抜本的改革に踏み切れない原因は、現状維持が既得権益と結びついているからだ。自民党国会議員事務所で金がかかる原因は、「次の選挙」を視野に公費で賄えない地元秘書の給与や事務所の維持などに一定の固定費がかかるから ...

犯罪者政治家の横暴

日本人女性が所長を務める国際刑事裁判所(ICC)が危機に瀕している。イスラエルのネタニヤフ首相の逮捕状を出していることを逆恨みするトランプ大統領が同裁判所の特定の裁判官や検察官に行ってきた個人的制裁に加え、いよいよ裁判所本体への制裁を発動 ...

部分社会の法理  

現在、元共産党職員の松竹伸幸氏と日本共産党との間で争われている党員としての地位確認訴訟(除名処分無効請求)で主な争点となっているのが部分社会の法理と呼ばれるもので、政党内部の問題に司法審査は立ち入れないとする原則だ。だがこの部分社会の法理 ...