公明党が自公連立を解消したことで、SNSの世界でも様相が変化している。公明党の支援団体である教団批判の論調が増えているように感じられるのは私だけだろうか。さらに昨日あたりは極右の論客である櫻井よしこが自らのYoutube番組で公明党を統括する創価学会政治部長の実名を出して、教団のナンバー2などと紹介している。公明党と教団の関係でいえば、政治担当の副会長は常に存在してきたという認識だが、今回の公明党の連立解消が政治部長の独断で決められたかのような言説はまったくの間違いだ。もちろん公明党を統括する意味でのさまざまな決定権はあるだろうが、同党が政権離脱するかどうかという最重要事項に関しては、教団側の最高意思で追認していることは明らかだ。具体的には教団の会務を司る最高責任者である「会長」であり、対外的に法人を代表する立場の「理事長」ということになる。