2023年11月の月別アーカイブ
徒然なるままに

「愛は勝つ」の思い出

あの曲で一世を風靡した方の訃報が昨日報じられた。小生とこの曲は、カンボジアPKOの思い出と分かちがたく結びついていて離れることがない。92年に自衛隊を初めて国外派遣した日本政府のPKO活動の、カンボジアでの最後の締め括りの仕事は民主的な選 ...

人道的競争の時代へ 次の60年の役割

公明党が結党されて59年となる。結成までの「前史」の10年を除いた数え方ではあるが、1964年11月17日、同党は「政党」として正式結成された。来年は人間でいえば「還暦」の年齢であり、組織体としての一つの重要な区切りであることは言うまでも ...

人事の季節を迎える共産党

日本共産党は来年1月、4年ぶりの党大会を開くのに先立って中央委員会総会を開催し、大会決議案を採択した。この大会決議案は通例では委員長である志位氏が長年説明を担当してきたが、今回は次期委員長と噂される田村智子政策委員長が読んだことで「やはり ...

社会新報勤務から30年

個人史の類いだが、社会新報に勤務して30年の日となる。30年前は1993年11月15日。初日、編集部員の案内で国会議事堂内を歩いたことが記憶に残る。政治部の記者たちに紹介され、いろいろと説明を受けた。幼少期、この政党機関紙(週2回刊)を近 ...

劣化した文章の『尖閣1945』

小生の文章の師・大隈秀夫は“文章の直し屋”の異名をとる文章指導の大家として知られていた。ロングセラー本『文章の実習』(日本エディタースクール出版部)はマスコミ受験を志した人なら一度は手に取った向きも多いはずだ。その師匠は文章指導において幾 ...

恩知らずの作家が集英社攻撃

靖國イデオロギーや日本民族優越思想をオブラートに包んで啓蒙普及する作家・門田隆将が集英社攻撃を行っていると知って驚いた。なぜなら同人が2008年に新潮社にいられなくなって独立した後、初期のころに彼の執筆活動を支えた主要な出版社が集英社だっ ...