2020年6月の月別アーカイブ
徒然なるままに

黒川問題で非を認めた安倍官邸

本日付の各紙朝刊によると、政府・与党は検察庁法の改正案について、検察幹部の定年を延長する「特例規定」の部分について、撤回する方針を固めたという。安倍官邸が珍しく、自分の非を認めた形となる。この問題は、黒川前東京高検検事長の定年を閣議決定で ...

野党共闘が完全崩壊した東京都知事選

山本太郎れいわ新選組代表が東京都知事選の候補者に名を連ねたことで、野党共闘が完全に崩壊することになった。もともと山本代表を候補者として話は進んでいたというが、次の総選挙の共通公約に消費税5%を入れるように求め続けた同氏に対し、立憲民主など ...

国立国会図書館は開いたが…

ずっと休館となっていた国会図書館が使えるようになったようだが、事前抽選制で今も自由に使えるわけではない。1日の利用者数を350人に制限するため、ネット上で前の週までに申請しなければならない。そのうえで抽選に当たれば利用できるという運用のよ ...

空手雑感 37

20世紀初頭、それまで秘伝の術だった空手が沖縄県内の学校教育で広く使われるようになり、質的に変化したことは有名だ。目突きや急所(金的)蹴りなど型の中に当たり前に入っていた危険な技を削除し、子どもたちが鍛錬するにふさわしい内容に編成し直した ...

SNSの時代に

この「コラム日記」を開設したのは2004年3月16日だった。当時、日本共産党から訴訟を受け、一方的な非難が赤旗紙上で展開されていたのに対し、必要にかられて開設したというのが本当のところだ。以来15年が過ぎている計算になる。この間、毎日更新 ...

文学は何に奉仕するのか

過去に「プロレタリア文学」という言葉がもてはやされた時代があった。平たくいえば、社会主義や共産主義を鼓舞するための文学作品ということになろうか。『蟹工船』などの作品がよく知られる。一方で戦中は、作家がお国のために従軍し、国威宣揚の作品を粗 ...