野党共闘が完全崩壊した東京都知事選

山本太郎れいわ新選組代表が東京都知事選の候補者に名を連ねたことで、野党共闘が完全に崩壊することになった。もともと山本代表を候補者として話は進んでいたというが、次の総選挙の共通公約に消費税5%を入れるように求め続けた同氏に対し、立憲民主などが応じなかったため、破局した結果と報じられている。そのため宇都宮健児氏が先に立候補表明する流れとなり、そこに山本代表が追い打ちをかけるように立候補表明したことから、野党連合はれいわVSその他野党に完全に分かれた形だ。これは来年6月ごろに予定される東京都議選会議員選挙を踏まえた政治闘争の面も濃厚で、れいわは都議選で候補者擁立を念頭にしているため、既成政党がそれを警戒した形ともいわれる。いずれにせよ総選挙は来年9月までには必ず行われるため、都議会選挙と総選挙が近くなればなるほど、「野党連合政権」もほぼ夢のものとなる。

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