昨日付の東京新聞夕刊が長谷部恭男・早大教授の「自衛隊の9条明記は不要」という論考を掲載していた。2014~15年の安保法制の際、反対の論陣を張った学者として有名だが、改めて記事の主張に目を通した。現在の憲法は自分の身を守るための武装を禁じ ...
自民党総裁選でだれが勝つかまだわからないが、論戦も始まっていない段階ながら個人的に目を引く政策がある。一つは石破茂元幹事長が掲げる「防災省」構想だ。現在、台風が日本列島を縦断しつつある中だから余計にそう感じるのかもしれないが、地球温暖化の ...
憲法記念日の昨日はコロナ明けで例年と同様の光景が繰り広げられた。改憲派集会では「今国会で憲法改正の発議を!」と鼻息荒く、自民・公明・維新・国民の衆院議員が参加し、それぞれが決意を述べる場面があった。確かに衆院側の審議は憲法審査会でかなり進 ...
敗戦から78年目の日を迎えた。明治維新から1945年まで77年。その期間をようやく「戦後」が超えたことになる。公明党は1964年立党の58年の歴史の政党だが、母体は宗教法人創価学会だ。創価学会は800年前の日蓮仏法を信奉する教団で、日蓮が ...
沖縄の新聞2紙を那覇から郵送してもらっていて、数日分を“まとめ読み”する習慣が最近ついてしまっている。そのため多少のタイムラグが生じるのだが、7月16日付琉球新報で佐藤優氏が長期連載コラム「佐藤優のウチナー評論」の中で「参院選と公明党の影 ...
昨日付の産経新聞で前統合幕僚長という人物が憲法改正について自衛隊の憲法明記に関する主張を行っていた。統合幕僚長はいうまでもなく、陸海空を束ねる自衛隊のトップの職責を意味する。従来であれば、軍人に相当する「制服組」がこのようなあからさまな政 ...