今回の参院選の大きな特徴は排外主義の風潮が顕著だったことだ。社会の不満を吸収する形で外国人排斥を訴えた政党が都議選で躍進したことをきっかけに、おれもおれもと立憲・共産等以外の多くの政党が“追随”した。マスコミからあまり指摘されないことで命 ...
日本国首相は激務だ。さらに多くの物事に目配りできる「経験」を要する。それがなければ物事の大半を丸投げすることにつながるからだ。一般には幾つか大臣を経験し、自民党の3役クラスを経験したらなれるものと思っている人が多い。だが石破首相の例をみて ...
7月20日夜から“大きな政局”が始まると身構えている評論家やジャーナリストたちにとっては、1993年以来の何が起きるかわからないワクワク感かもしれない。だが当時の日本とは経済状況や財政状況がまるで異なり、日本は「終活」をどううまく設計する ...
公明党には立派な立党理念と原点がある。支持者は常にその原点から外れていないか、厳しくチェックする責務を負う。創価学会の第2代会長はその役割を青年世代に託した。その方程式は今後も変わらないだろう。公明党の理念と原点に照らして、もっとも同党が ...
私は何度かこの問題をこのコラムでも指摘してきたが、まったく改善の気配が見られないで腹を立てている一人だ。先の都議会議員選挙では一定の改善が見られたが、今回の参議院選挙では知られる通り、当選圏内の女性候補は神奈川選挙区の現職1人だけで、あと ...
現在の公明党議員は草創期と異なり、それなりの肩書と学歴をもつ人材が増えている。その点、うどん屋のおやじなどがまざっていた同党草創期の国会議員団に比べれば、優秀な「秀才たち」で固められた傾向は強い。草創期の国会議員の多くは池田会長が自分で選 ...
