政治の質を高めるために

誰も気づかないような小さなベタ記事だが、本日付の紙面で立憲民主党の重徳政調会長と公明党の岡本政調会長が都内のホテルで会食し、意見交換したという内容に目がとまった。産経新聞に掲載された同記事によると、「来年1月召集の通常国会での連携を見据え、両党が賛成の立場を取る選択的夫婦別姓制度の導入や、核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加などを巡って意見交換した」とある。情報源は「関係者によると」となっているので、公明党の関係者が産経記者に直接か、あるいは通信社の配信記事なら共同か時事に話した内容と思われる。このような与野党を超えた政党幹部の政策実現に向けた意思疎通は、国会の機能を高める意味でも非常によいことだと思う。昨日も書いたが、政治は「何を残したか」という結果がすべての世界であって、それ以上でも、それ以下でもない。来年の通常国会に期待したい。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。