カテゴリー ‘メディア’ のアーカイブ
徒然なるままに

山口敬之VS新潮社、一審判決は12月へ

SNS上ではやや沈静化している感じを受けるが、木原誠二官房副長官の妻をめぐる疑惑は、もともと木原氏本人の犯罪疑惑ではない。木原氏に関わる争点はただ一つ、捜査に影響を及ぼしたかどうかという点にあるが、安倍政権下では安倍首相と懇意のジャーナリ ...

東村山の構図18 歴史修正主義との同一性

東村山デマ事件を見ていると、世にいう「歴史修正主義」とその根本は同一である。一般に歴史修正主義の「修正」とは漠然とした言葉で、実際は「歴史捏造主義」といったほうが正確だろう。事実的根拠を伴う特定の歴史的事実に対して、部分的な証拠のみを用い ...

「陰謀論」を信じる乙骨正生のレベル

取材者にもいろいろなレベルの人物がいる。調査が得意な者、インタビューの話術にすぐれた者、文章力に卓越した者。もっとも重要な核は、「事実」(=ファクト)を捕まえる能力といってよい。一つの物事は、逆の立場から見ると、別のもののように見えること ...

戦後史に残る日本の2大デマ事件

日本は死刑制度を残す後進的な国として知られる。その一方、メディア界の中でそうした制裁制度は有効に機能していない。大きな誤報や虚報をふりまきながら、その結果社会を大きくかく乱したとしても、この国にその報いを裁くための制度は存在しない。たとえ ...

「デマ製造機」門脇護の20年

私がこの人物の観察を始めて何年になるだろうか。このホームページの前身画面を開始したのが2004年3月で、そのときからテーマにしているから19年近い計算となる。「週刊新潮」時代は、交通事故の100パーセント被害者であった男性に対し、相手車両 ...

「軍鶏」感覚の産経記者

産経新聞の阿比留瑠偉記者といえば、安倍元首相に心の底からべったりで、元首相に批判的な視点をもたない陣笠記者として知られる。本日付の産経コラムに同記者が次のように書いていた。「政治家の最も重要な責務は、国民の生命、財産、自由を守ることである ...