カテゴリー ‘きょうの朝刊’ のアーカイブ
徒然なるままに

岸田政権の残した負の遺産

本日付各紙は「岸田政権の3年間」を問う紙面で埋まっている。東京新聞(特報面)は「国葬強行」「原発回帰」「防衛費増」を見出しに掲げた。日経は「『財源難4兄弟』道筋つかず」と題し、「防衛」「少子化」「GX」「半導体」を4兄弟に見立てている。私 ...

軍を制御できず大失敗した昭和

本日付日経(社会面)で80年前の1944年6月、学童の「集団疎開」が閣議決定された史実を紹介している。敗戦1年前のこの時点で、大日本帝国は将来のために未来を託す子どもたちをできるだけ安全地帯に避難させようとする最後の「判断能力」は有してい ...

地球の命運決める大統領選

本日付日経はオピニオン面でなぜトランプ再選では駄目かをあらためて論じる記事を掲載している。同紙は外国紙のオピニオン掲載で特色があるが、そこでフィナンシャル・タイムスのチーフ・コメンテーターは、まず第1に「民主主義そのものへの信頼が損なわれ ...

公明党が「平和創出ビジョン」策定へ

公明党が新たな動きに出ている。来年春をめどに「平和創出ビジョン」を策定し、2025年からの10年を展望するという。与党の一角を占め、現実政治の対応に追われてきた感のある同党が、未来に向けて創造的な価値を発信するのは好ましい。新ビジョンは5 ...

「人類の宿命」を問われる時代

本日付読売の「AIと軍事 番外編」のコーナーで、中満泉国連事務次長が 「核兵器の指令系統にAIが統合される」未来について「制御不能となる恐れ」を語っていた。現代社会がもはや文明の利器を人間がコントロールできない事態にあることを象徴する姿さ ...

米国に希望をもたらす大統領候補

アメリカ大統領選の次の焦点は民主党の副大統領候補に移っている。本日付朝日は「ハリス氏は8月上旬にも副大統領候補を発表するとみられている」と報じているが、白人男性になる見込みが大きい。すでに有力候補者の中から「高齢」「知事職に専念したい」な ...