国民の怨嗟が自民党に向いていることが静岡県知事選の結果で再び示された。国会審議を通じて自民党に自浄能力がないことを日々発信しているようなものだから当然にも思える。一方でこの状況を大きく利用できるはずの立憲民主が、幹事長自らこの時節に政治資 ...
本日付の東京新聞「こちら特報部」が上川発言問題を取り上げた。私の率直な感想は、日頃の国会答弁などでは安定飛行の外相が、あのような不用意な発言が飛び出す人間的側面もあるのだなという意外性の驚きだった。要するに地元の選挙応援に熱を入れすぎたあ ...
今国会で審議中の入管難民法改正案で、永住者の資格をもつ外国人が税や社会保険料の納付を意図的に怠った場合、永住資格を取り消すことを可能にする内容が人道上、問題ありとする指摘が相次いでいる。現実の統計で永住外国人の滞納が多いという立法原因とな ...
政治資金規正法改正案をめぐる国会の最終盤の攻防が見通せない状況だ。世論の声に“鈍感”な自民党は抜本改正の気持ちをもたず、“生煮え”の法案を提出する見込みであるのに対し、野党第一党の立憲民主はかなりハードルの高い改正案を考えているからだ。通 ...
「鄧氏は政治改革を認めると、一党独裁の体制転覆につながりかねないと恐れた」
本日付東京新聞社説は来月の6月4日が中国の天安門事件から35年となることをテーマにした。中国はこの事件をタブーにする。その理由について説明するくだり ...
憲法記念日の昨日はコロナ明けで例年と同様の光景が繰り広げられた。改憲派集会では「今国会で憲法改正の発議を!」と鼻息荒く、自民・公明・維新・国民の衆院議員が参加し、それぞれが決意を述べる場面があった。確かに衆院側の審議は憲法審査会でかなり進 ...