昨日国会で麻生太郎を本部長、高市早苗を本部長代理とする党内非主流派を中心とする外交関係の会合が開かれた。高市氏が2021年11月、岸田政権の党政調会長だった時代に立ち上げた党組織「自由で開かれた太平洋戦略本部」が3年半越しに初会合を開く形となったもので、この会合は高市氏がことし「3月、麻生氏の事務所を訪ねて『勉強会』の開催を呼びかけた」(本日付日経)のがきっかけという。本日付朝日も「活動再開にあたり、高市氏が麻生氏に持ちかけたという」と記している。この勉強会には昨年の総裁選に立候補した高市、茂木、小林らが参加するも、本日付日経によれば小林氏には「事前にポスト(※幹事長代理)の打診はなかった」といい、かなり杜撰な面も垣間見え、「3人の関係は互いに距離がある」(日経)。本日付で最も大きく報道した産経によると、「初会合で石破首相への批判は出なかった」というが、反石破勢力の結集軸になるという言葉を「額面通りに受け取る議員は少ない」(産経)。