カテゴリー ‘中国’ のアーカイブ
徒然なるままに

地球温暖化の行方を左右する日中

7年ほど前、南京事件の調査で中国の地方都市を訪問した際、バイクタクシーに乗る機会があった。原付仕様のバイクの後ろに乗せてもらい、2人乗りでホテルまで送ってもらったが、そのときエンジン音がまったく違うのが気になった。本日付日経に英エコノミス ...

「無私」「先見性」「実行力」

本日付日経におやっと思う記事があった。「EV大国、李前首相が礎」というもので、中国が国策として電気自動車(EV)に転換し、日本よりもずっと進んだ「EV大国」を育成できたのは先日亡くなった李克強前首相の功績が大きかったことを紹介した内容だ。 ...

中国にみる共産主義というもの

中国のかつてのナンバー2が突然死去したことに伴い、社会主義・共産主義のありようがいやましてひしひしと感じられる昨今だ。中国共産党の結党は1921年7月。日本共産党の結党は1922年7月。いずれもコミンテルン中国支部・日本支部として結成され ...

何が第1優先課題か

暑い暑いと皆が言う。1年間に観測する猛暑日を16日間観測した過去最多の昨年を早くも更新、今年17日の猛暑日を観測したというニュースが本日付毎日新聞に出ていた。中国でも河北省で豪雨災害が起き、10数万人が被災している。もはや気候変動は世界的 ...

米ユーラシアグループも「今年はない」

昨年も世界の10大危機のトップに中国のゼロコロナ政策の失敗を挙げて見事に的中させた米調査会社ユーラシア・グループが本年初頭、今年の「世界の10大リスク」を発表した。情報としてはすでに1週間前のものになるが、その内容は興味深い。1位にウクラ ...

権力の私物化と情報の私物化

そもそも国家権力は構成員の幸福を追求するために存在する。これは理想論だ。公平で私心なく、未来のことを見据えて手を打ち続ける指導者は極めて稀だ。逆に自らの欲望(名誉欲)のために権力を濫用する指導者は後を絶たない。近年の日本では「一強」と呼ば ...