昨日東京御茶ノ水で開かれたシンポジウム「ふたたび革新・共同の再生を考える」で京都共産党の元専従職員だった鈴木元氏(2023年除名)が次の参院選挙で自公が過半数割れする可能性があり、その後の衆院選、統一地方選の流れの中で「政界再編が起きるだろう」との推測を語った。さらにこの日の会合では日本共産党の改革は現状では困難で、かといって新党を立ち上げるのも現実的でなく、今後は参院選後にネット上のフォーラムを立ち上げるなどの構想が語られた。この日の集会はかつて日本共産党や民青で活動したことのある関係者が多かったが、複数の発言者が同党はすぐに壊滅することはないと見られるが、「長い時間をかけて衰退していく」(後房雄・名古屋大学名誉教授)との見方を明らかにした。