カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

歴史修正主義が“反転”する時代

この国の歴史修正主義が始まったきっかけは1995年の村山談話という説がある。日本の過去の戦争の罪を認めた首相談話だったが、それが奇縁で日本会議や新しい歴史教科書をつくる会などが結成された。その後もこの歴史観を踏襲する2度にわたる安倍政権の ...

遊就館が示す自慰史観

本日付の産経コラムに「靖國神社・遊就館で学ぼう」という文章を目にした。そこで次のように書かれている。「もうすぐ終戦から79年の夏を迎える。国のために戦った戦没者=英霊をしのび、その尊い犠牲の上に今の平和があることを感謝し、平和への誓いを新 ...

家父長的人権後進国

日本の精神的近代化がここまで遅れたのはやはり家父長的思想の蔓延によるところが大きいと感じる。政治的には安倍政権の確立とともにその種の勢力が政治力を増し、この国に一定の基盤を築いたように思う。これらの勢力はかつての「大日本帝国」時代の思想を ...

日本の抵抗勢力

一般紙では本日付毎日新聞に比較的長い記事が掲載されているが、公明党は先の最高裁判決を踏まえて同党の性的志向と性自認に関するプロジェクトチームで見解を発表した。今後、自民党にも働きかけを行い、秋の臨時国会での法改正を視野に入れる。この問題は ...

男だけで大失敗した大日本帝国

かの大日本帝国時代の意思決定に、女性の意見が反映されていたらと勝手に“妄想”する。日本は1937(昭和12)年に日中戦争を始めたが、軍部は現地調達主義を採用。現地住民から食糧を強奪する方針を降ろし、現地兵隊は結果的に女性と見たら強姦し、証 ...

天皇制と結びつく歴史認識

来年で戦後80年を迎えようとするのに、この国の歴史の改竄はいまも堂々とまかり通る。旧日本軍は中国大陸まで出かけて行って、土足で蹂躙し、女性とみれば日常的にレイプし、食糧を奪い、証拠隠滅のために殺害するという行為を繰り返した。これが「侵略」 ...