カテゴリー ‘戦争・紛争’ のアーカイブ
徒然なるままに

沖縄戦を捻じ曲げた統一教会

沖縄戦から80年。沖縄本島への攻撃は4月1日に始まったとされる。私は沖縄空手家の評伝を書くために20世紀沖縄の歴史を調べる必要があったので、そのときさまざまなことを学んだ。近年論争になったのは当時の沖縄県民の集団自決において軍の命令があっ ...

フル・オープン会談の弊害

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談は大失敗に終わった。幾つか理由がある中で最大のものは50分の会談すべてをマスコミに公開したことにあったと感じる。なぜならそのことによって率直に行うべき会談が、互いの有権者向けのパフォーマンスの側面を ...

人間の業をどう払拭するか

ウクライナ戦争が始まって3年となる朝を迎えた。本日付日経報道によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は23日記者会見を開き、「自国に平和がもたらされるのであれば、大統領を辞任する用意がある」と述べたという。さらに自身の大統領職を「NATO ...

国際刑事裁判所に大統領令で制裁発動

米国下院で制裁法案が可決され、上院では議決に必要な規定数に満たずに成立しなかったため、国際刑事裁判所(ICC)の取り潰しは回避されたものと思っていたが、あの大統領なら何をやりかねないか予測すべきだった。トランプ大統領はイスラエルのネタニヤ ...

保身のため多くの人を犠牲にした人間の宿業

6週間のガザ停戦に入った中東で和平の見通しが立たない。120の国会で68議席を占めるイスラエル連立政権で停戦に反対する極右政党「ユダヤの力」(6議席)が連立離脱し、党首の国家安全保障相が辞任したことで政権運営に暗雲がともっているからだ。別 ...

南京事件がいまも問題になる理由

戦後80年となる年となったが、80年たっても南京大虐殺という戦争の一地点をめぐる歴史論争は終わらない。加害側である日本側に「日本人は悪くなかった」との心情に引きずられて事実探究の態度を捨て去った売らんかなの雑誌などがはびこっているからだ。 ...