カテゴリー ‘戦争・紛争’ のアーカイブ
徒然なるままに

畜生道から人道の地球へ

世界情勢が80年以上前に戻ったかのような感がある。自衛を名目にした先制攻撃にG7がお墨付きを与えたことにより、今後はこのような行為が野放しになりかねない。世界はますます弱肉強食の様相を深め、収拾がつかなくなる可能性がある。こんなとき、きち ...

イスラエルがイラクを攻撃した6つの理由

本日付日経掲載のフィナンシャルタイムズ記事でイスラエルがイランを攻撃した6つの理由を記した文章が掲載されていた。第1にハマスとの戦闘で「イスラエルが先鋭化した」などの理由につづき、それぞれの分析が列記されている。私が着目したのは5つめの理 ...

殺すことを止められない

93年のカンボジア総選挙に選挙監視員として現地に赴く際、在日カンボジア人の知り合いからポルポト兵士の肉声を聞く機会があった。それによると、人間が人間に手をかける際、最初の一人を殺めるのには「怖い」という感情がある。だがそれも数人を過ぎると ...

沖縄戦を捻じ曲げた統一教会

沖縄戦から80年。沖縄本島への攻撃は4月1日に始まったとされる。私は沖縄空手家の評伝を書くために20世紀沖縄の歴史を調べる必要があったので、そのときさまざまなことを学んだ。近年論争になったのは当時の沖縄県民の集団自決において軍の命令があっ ...

フル・オープン会談の弊害

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談は大失敗に終わった。幾つか理由がある中で最大のものは50分の会談すべてをマスコミに公開したことにあったと感じる。なぜならそのことによって率直に行うべき会談が、互いの有権者向けのパフォーマンスの側面を ...

人間の業をどう払拭するか

ウクライナ戦争が始まって3年となる朝を迎えた。本日付日経報道によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は23日記者会見を開き、「自国に平和がもたらされるのであれば、大統領を辞任する用意がある」と述べたという。さらに自身の大統領職を「NATO ...