2025年5月の月別アーカイブ
徒然なるままに

政治の迅速な対応能力

今年2月、早朝からレンタカーで関東に出張する必要が生じて近くのレンタカー店で急遽予約したことがあった。通常仕事で使うときはある程度早い時期から予約しておくのだが、そのときは時間的な余裕が全くなかったので取れるかどうか心配だったが、運よく都 ...

真価問われる農相の正念場

「進次郎が大臣になって永田町の空気感が明らかに変わったよね」。本日付毎日で自民党関係者の声として紹介された言葉だ。党内で発信力が並外れている新農相に期待する向きは大きい。ただし本日付東京コラムなどが書いているとおり、「周りは敵だらけ」だ。 ...

議席減が確実な都議会共産党

通常国会会期末まであと1カ月となった。会期末の6月22日には都議会議員選挙が実施される。参議院選挙と密接する12年に一度の「巳年選挙」というものだが、現在、都議会に19議席を保持し、「国会なら100議席に匹敵」と自己宣伝する日本共産党は今 ...

殺すことを止められない

93年のカンボジア総選挙に選挙監視員として現地に赴く際、在日カンボジア人の知り合いからポルポト兵士の肉声を聞く機会があった。それによると、人間が人間に手をかける際、最初の一人を殺めるのには「怖い」という感情がある。だがそれも数人を過ぎると ...

コメ騒動はつづく

本日付日経コラム「大機小機」は示唆に富んでいて興味深い。現在のコメ騒動について、現場感覚として状況を把握していればこうなることは前々から見えていたという指摘だ。具体的には次のように書く。「農業世帯の急速な高齢化や主要農産地の深刻な人口減少 ...

父親の背中に学ぶ

私の故郷である佐賀県鳥栖市は国鉄の分岐点ということもあって、国労が強く、必然的に社会党の強い地盤として知られていた。私の両親は専売公社鳥栖工場に勤務する公社員であり、父親は労働組合(社会党系)の専従を務めていた。一般の勤務員と異なり、手当 ...