カテゴリー ‘環境’ のアーカイブ
徒然なるままに

コメ騒動はつづく

本日付日経コラム「大機小機」は示唆に富んでいて興味深い。現在のコメ騒動について、現場感覚として状況を把握していればこうなることは前々から見えていたという指摘だ。具体的には次のように書く。「農業世帯の急速な高齢化や主要農産地の深刻な人口減少 ...

死活的なコメ不足

農水省の発信する情報を鵜呑みにしてはいけない。そういう状況が日々進行しているようだ。同省は当初、コメの生産量自体は問題ないと発信してきたが、実態はまったく逆と指摘する専門家が複数いる。長年の減反政策で農家の意欲が落ちてきたことはよく言われ ...

地球の命運決める大統領選

本日付日経はオピニオン面でなぜトランプ再選では駄目かをあらためて論じる記事を掲載している。同紙は外国紙のオピニオン掲載で特色があるが、そこでフィナンシャル・タイムスのチーフ・コメンテーターは、まず第1に「民主主義そのものへの信頼が損なわれ ...

地球温暖化の行方を左右する日中

7年ほど前、南京事件の調査で中国の地方都市を訪問した際、バイクタクシーに乗る機会があった。原付仕様のバイクの後ろに乗せてもらい、2人乗りでホテルまで送ってもらったが、そのときエンジン音がまったく違うのが気になった。本日付日経に英エコノミス ...

「無私」「先見性」「実行力」

本日付日経におやっと思う記事があった。「EV大国、李前首相が礎」というもので、中国が国策として電気自動車(EV)に転換し、日本よりもずっと進んだ「EV大国」を育成できたのは先日亡くなった李克強前首相の功績が大きかったことを紹介した内容だ。 ...

先見性のない日本の政治

日本産業の衰退ぶりが目立つ記事が多い。本日付では「NECや日立製作所などの日本企業は1980年代は半導体業界を席巻した。オムディアによると最盛期の88年は50%のシェアがあったが、韓国などに追い越され、22年のシェアは9%に落ち込んだ」( ...