ジャーナリストも政治家も残した仕事の実績を問われる職業といえる。例えばどんなベストセラーを書く書き手であったとしても、後世に残らない程度の価値しかない“時流物”にすぎないのであれば、時代が変われば見向きもされなくなる。昭和の戦争中にベスト ...
今後10年間、ジャーナリストの役割は日本に戦争させないこと、と思い至ったのは還暦という節目の年齢のなせる業だったかもしれない。自分の余命が漠然とながらある程度見える段階となり、人生を明確に「逆算」し始める年齢といってもよい。これからの10 ...
創価学会員は朝晩、勤行を行う。決まったお経(法華経の一部)を読み、南無妙法蓮華経という題目を本尊に向かって心行くまで自由に唱える。少ない人は1~2分、多い人は1日3時間以上。創価学会員と非学会員の本質的な違いは、この勤行を行っているかどう ...
私が中学高校のころは極真空手の全盛期で、例にもれず、私も中学を卒業するときに地元に近い福岡支部に入門した。家から遠かったこともあり長続きしなかったが、そのころの自由組手が強烈な印象を残しており、大学に入って再度つづける気にはなれなかった。 ...
昔、創価学会員のある全国紙記者から聞いた話だが、「私は恥ずかしい話、いまでも1時間題目をあげないと満足いく記事を書けないんですよ」というのがあった。私も似たようなところがあって、題目が不足すると、頭の中で文章がまとまらないところがある。と ...
2年ほど前から原則、飲酒を止めている。私の場合は糖尿病とかそういう系統ではなく、遺伝的なアルツハイマーをできるだけ防止するためだ。あるとき、首相の名前が出てこなかったので、これはだめだと思ったことがある。「岸田文雄」の、姓も、名も出ないと ...