昨年暮れに主筆を失った読売の論調があまりにお粗末だ。昨日付の社説は「ポピュリズム横行が目に余る」というもので、本日付は「何を目指すのか見えてこない」。いずれも石破政治を批判する内容だが、本来、批判に建設的批判と批判目的の批判の2種類がある ...
アメリカの連邦議会議事堂に暴徒が押しかけ違法占拠した1月6日から4年後の朝を迎える。当時のトランプ大統領が選挙で敗北したことを受け入れず、「選挙が盗まれた」などと根拠のない言いがかりを発信し続け、扇動された群衆らが議事堂に押し入り、警察官 ...
7年8カ月つづいた第2次安倍政権が世界史的レベルで今後の歴史で糾弾されることがあるとすれば、それは大きな原発事故が世界のどこかで再び起きたときだろう。同政権は原子力発電への依存を止めると宣言しなかったことが問題とされると見られるからだ。当 ...
選択的夫婦別姓に反対する唯一の全国紙・産経が元旦・3日付につづき本日も制度導入に反対する記事を紙面化している。本当に困っている人がいるのか――と問いかける内容だが、それはそのまま報道機関としての無能ぶりを明らかにするものといえる。取材をつ ...
かつては各紙ばらばらに配達されていた在京一般紙がまとめて配達されるようになったのはこの1年くらいのことか。記憶は定かでないが、現在は、読売以外の毎日・東京・朝日・産経・日経の5紙は同時に配達される。新聞社の配達網が独立採算では成り立たない ...
1945年から数えて80年、昭和で数えると昭和100年など2025年は“周年”が重なる。ほかに阪神淡路大震災から30年もある。つまり同震災が起きた1995年の出来事はすべて30年の節目となるわけだ。この年、地下鉄サリン事件があったし、オウ ...